第11話
会社建て替えが始まってもうすぐ4ヶ月が来る
この日は久しぶりに部下達と出くわした
副業の話になり盛り上がる
中にはバイトをしてると言う人もいたのだ
まぁ考え方は人それぞれ
「永江チーフ 実は相談したい事があって」
そう言ったのは中途入社して来た
何か困り事だろうか
今の所問題はない筈
まさかとは思うが念には念をである
話を聞くとどうやらストーカー被害に遭ってると言う
まさかうちの会社じゃと言うと首を横に振ったのだ
つまり面識の無い知らない人らしい
「何か心当りはない 何かやってるとか」
それが全くと言った
携帯は持ってるけど何かやるわけでもないし
たまに動画みたり気になったニュース記事を見るくらいと
言ったのだ
電話は基本的に知ってる人と会社の人以外は受け取らない様に設定してると言う
情報管理部の誰かが情報を漏らしたとか言う話も聞かない
現在会社は建て替えで操作は不可能
今日で1週間でと言った
様子を見てるが収まる気配が無い
警察に相談しに行ったら害がないから動けないと拒否されたと言ったのだ
一応防犯ブザーは持ってるから問題はないけど
音で駄目だったらと言った
それが一番怖いから下手に手出しは出来ない
そうね誰か身内にそうだんするとか
護衛に誰かと一緒に帰るとか無いのと聞く
身内は居るけど遠方でと言った
こっち来てからは誰もと言ったのです
それは困った
建て替え完成まで流石にある
頼れる人はいないか
最終手段として警察に駆け込むしかないと言う
多分相手は家まで付けてくるだろうしと言ったのだ
幸いなのは家を知られていない事だから
それが一番良いかも知れない
家の近くに交番はある訳なんでしょと言う
野谷がはいと言ったのです
最終手段を使うつもりで何とかしてみてと言ったのだ
もしもの時は弁護士紹介するからと言った
ありがとうございますと言って次のバイトへと向かったのです
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます