変人おれごん未来の生存報告、あるいはひとりごと。ダウンな気持ちが続く第３作執筆エッセイ

第41話 第４作の進捗④

　これまで慣れ親しんだ題名と主人公名にお別れしました。

　題名はきどったもの、主人公は借りた名前でしたので、胸のつかえがまずふたつ取れました。

　でもそれは結果論でして、新しく良いものを思いついたのであてがっただけ。一時が万事、行き当たりばったりはいつものおれごん流です。

　大空つばめ、でした。翼くんにあやかって。

　あ、でも女子サッカーではないですよ、まったく別のスポーツです。

　四苦八苦しながら成長する主人公は、新たな名前を帯びて戦いの地へ。

　軽妙さがあった名前が変わってしまい、本格的に深刻みを帯びちゃいそうなんですが。仕方がありませんよね、そうなってしまったんですから。滅べ頑固者、あとは野となれ山となれ。

　まだ描きたいゴールは見えないまま進めています。現時点は７万４千字。実に遅いですね。それでいいと言い聞かせ、きたるべき完成という名の春を信じて歩みます。

　事務連絡ですが、主人公の相棒は『水守』のまま残しました。凛とした、芯の強い女性です。

　こちらも当初は岬太郎をイメージした名前にするつもりがあったのです。美咲としようか、それとも若林を持ってくるか。

　もしそうしてしまったなら歯止めがきかないと感じました。別にキャプ翼オマージュの作品ではないのです。そこで踏みとどまったかたちです。

　名前を変えたことで結局キャプ翼要素はほとんどなくなってしまいましたが、いくつか、ニヤリとする部分は残せました。ご存知の方は私と一緒にニヤリとしておくんなさいまし。