第4話:中三時代、つまり今年の六月
貴子さんはテニス部に入っていたが、そちらの部活は
私は相変わらず、同級生や下級生の子を勉強会に誘い続けていて。その
そして時は流れて今年、私と貴子ちゃんは三年生となっている。『
「私にも勉強を教えて!」と頼んでくる子が多くなりすぎたというのも、原因の一つではある。そういう子には、学校で(あくまでも普通に)勉強を教えている。週末の勉強会は、変わらずベッドの上で楽しんでいて、そこに招待する生徒は文芸部の後輩だけになった。
人間関係が多くなりすぎると、トラブルの原因になりかねない。私のように性愛が
つまり中学卒業が
注目を
文芸部の後輩を週末の勉強会に誘う事で、私は学校生活でのストレスを発散させていた。文芸部に居るのは全部で五人だ。三年生が私と貴子ちゃんで、後輩が三人である。その三人の後輩達を一人一人、私は濃密に可愛がった。私には一つのアイデアがあって、それを実現するためにも、後輩への
季節は六月となった。ゴールデンウィークが過ぎて、オミクロン株の感染者数も全国的に減ってきている。私は親の
勉強部屋のベッドは女の子が五人乗れる物で、やっと役割を
百合の花は、私は白百合が特に好きだけれど、花の色は
これまで私は常に、ベッドでは女の子達の上になって、マウントを取っていた。肉食獣が草食獣を
たぶん私は、上の立場に
「うん。じゃあ、ベッドに上がってきて……」
そう私が、
見る
三人の後輩の内、二人は二年生だ。一つ年下の世代である彼女達には、私には無い
後輩の残りである一年生の子には、ひたむきな情熱があった。文芸部に入ったばかりなのだが、私が教える技術は
「さぁ、こっちに来て……これまで私が、
仰向けで動かないまま、私は妹達を挑発する。ベッドに
「いいわ、お
これまで何でも計画通りに
「はい、お姉さま……」
四人の妹達が、忠実に私の願いを
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