第2話:ヒロイン、中一時代を回想する
よく『計画的犯行』などと言われるけれど、私に言わせれば、
私は中学で『勉強会』を行うつもりだったので、その準備として小学生の頃から熱心に勉強していた。勉強できない子が勉強会を
小学校から中学校に上がって、勉強で悩んでいる子というのは居るもので、まずはクラスメートの中から私はそういう子を勉強部屋へと招待した。週末に、マンションに泊まり込んでもらう形式である。もちろん、その子の両親からは外泊の許可を取っている。
一人ずつ、勉強部屋に連れ込んで、
私には才能があったみたいで、私との勉強会の後で、相手の子は必ず成績が上昇した。将来は教師になろうかなぁ、いや
そんな訳で、私が勉強会で仲良くなる相手は同級生の子ばかりで、中学二年生になってからは下級生も対象となった。上級生を勉強会に呼んだ事は一度も無い。「お姉さま、私が勉強を教えてあげましょう」などと言い出すのは、やはり不自然だろう。
順を追って中学一年生からの話をすると、まず私は、勉強ができないクラスメートを勉強部屋に招待して。その後、他のクラスメートも一人ずつ誘っていった。普通は誰でも苦手な
勉強ができなくて
ほぼ週に一度のペースで、相手の子を変えていくものだから。クラスメートの子に付いては、私は味わい尽くしてしまった。まあ一度だけで終わらず、何度も勉強部屋に来るリピーターも居ましたけどね。遊園地でも何でも、人気の場所には熱心なファンが付くものなんでしょう。
自分で言うのも何だけど、私は彼女たちを恋愛対象として
花で
簡単に言えば、私の内面は
いつも相手の子は私より
もちろん指一本だけで終わらせるつもりは無い。十本の指、舌、その他の部位を使って私は女の子たちに喜びを与えていく。ああ、大丈夫ですよ、お母さま
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