第9話 出産 命名『直美』

12月17日


陣痛がはじまり、陣痛間隔が短くなり、いよいよ

・・・・・・


ヒーヒーフーゥ ヒーヒーフーゥ ヒーヒーフーゥ もう少し

ヒーヒーフーゥ ヒーヒーフーゥ


『おぎゃー、おぎゃー』生まれる。

「女の子ですよ」

(処置を、終える)


体重 2550g 頭囲 48センチ


病室へ行く。うとうとと、眠りにつく純子である。

夫、義母は、病院へ行く。


新生児室で、眠る赤子を眺める二人。手首に純子の名前の目印があった。

義母「名前はどうするの」

夫「まだ、決めてないから、早急に相談する。」

仕事があるので、義母と、一緒に、帰宅する。純子が退院するまで、家事などをする義母である。



あっという間に退院の日が訪れる。

いっぱい、名前の候補の中から、相談した結果、『直美』に、決定する。出生届を、提出する。そして、家族の一員となる直美。


純子は、直美の顔と、背中・足に肌の色が所々違うことに、気づき気にしていた。



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