第8話 はじめての妊娠生活

数日後、病院へ行く。尿検査して、問診される。

医師「15週です、町役場で母子手帳を、受け取ってきてください」

母「わかりました」

待合室で待つ。

確信が持てるまでは、実感がなかったが、はっきりした今は、実感が湧いてきた。病院から帰宅する。テレビを、見ながらの内職をいつもしていた。部分縫いをして、糸切り作業をしていた。テレビの見ないときは、ラジオを、流して聞いていた。


 数日後、市役所で、母子手帳を、受け取りに行く。妊婦検診は、4 週毎で、途中から、2週に、1度、臨月は毎週の、スケジュールである。つわり、も、少しある。そして、妊婦生活が始まる。夫の母(義母)が、近いので、来て、家事を補助することもあり、体調的にも、心身的にも、有難い、存在である。買い物も、自転車は、危ないから、と、20週くらいまでは、慎重に行動していた。


徐々におなかが出てくる純子。不安な心も育っていく。

20週、24週、28週・・・・・・検診を受けながら、妊婦生活は経過していく。とんがってる形なので、男の子かな?、と、近所の方との、交流もする。


(あー、名前を、考えないとー、何にしようか、最初のプレゼントになるのね。)

と、心で、思うのであった。



名前は何にしようか、男だったら、五郎、太郎、哲哉、直樹、昭、徹、・・・・・・女の子だったら恵、ゆかり、幸子、文子、みどり、直美、ちずる、良枝・・・・・純子は、いっぱい名前を考えた。

30週、予定日は、12月10日。35週、37、


・・・・・・


そして、臨月に入る。

陣痛が、始まってもいい、時期が訪れる。



予定日を、迎えるが、一向に陣痛の予兆は見られない。

そして、12日、更に、5日後の、17日、陣痛が始まる。義母に電話で知らせる。

タクシーで、入院荷物を持って、純子は、病院へ行く。




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