第6話 純子交際・婚約破断 見合い

社会人生活が始まり、初めてのことばかりで、覚えることがいっぱい。ミシンは、工業用のミシンなので、家庭科で、使用した、ミシンとは、糸の通し方から、違っている。

速さはゆっくりでも、早くて、なかなか、慣れずにいた、それでも、純子は、懸命に覚え、慣れることに必死になった。七年のが流れ、定着した生活になっていた。二十二歳、友人の紹介にて、交際することになる。彼は、中学の頃、一瞬にして終わってしまった、恋を,よみがえらせる、吉田君に似ていた。


彼についていきたい、そう思いはじめてから、数カ月、彼(松本 進)から、プロポーズを受ける。悩むも即答する。そして、更に月日が流れる。婚約し、月日が流れる。結婚式会場や、住居探しなど、共有時間になっていく。


日取りも決まり、三週間前のこと。

純子が、急に、結婚を辞めると言い出す。【カッコつけている、キザなところが、嫌だ。】と、兄姉たちに打ち明けるのである。兄、姉は、困ってよく相談した。が、辞めると、言い出したら聞かない、純子だった。仕方がなく、破断する手続きをした。二十四歳だった。



更に、三年経過し、見合いすることとなる。

それが、滝塚三郎、との、見合いだった。二十七歳の純子。

三郎は二十九歳。

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