第5話 滝塚三郎の家族と環境

三郎の家族と環境。小さな町、滝塚家の三男として誕生する。

姉四人に続き、兄二人、そして、三郎、弟、父、母、の、大家族。長男、次男とは違い、わんぱくの「ガキ大将」といえる性格だった。保育園小学校、兄弟の中で、目立っていた、まじめさに欠ける三郎なのだ。


「ルールは、破るためにある」などと、なんとまあふざけている、思考の持ち主に、親も、手を焼ていた兄たちと登校し、三郎も、六年生になり、卒業を迎える。在校生に、花を付けてもらい、教室に入る。


アナウンスで、入場する。式が行われる。

六年間の皆勤賞をもらう、三郎だった。中学入学準備があるが、兄のものがあるので、それを、使うことになり、上靴、靴、体操服など、新調するものは、数品目だった。


中学入学式、そして、英語が特に苦手だった三郎、兄たちは、真面目に学習に取り組み、卒業し、就職たのである。歳月が流れる。二年生、三年生。そして、進路を決める時期が訪れる。


もちろん就職だが、姉の嫁ぎ先が、スタンド経営、運輸会社だったので、そこへ就職することになったのである。長男も、働いている。一緒に出勤する、日常が続いた。


そして、長男は、結婚することになる。職場でも、長男と比べられてしまう、劣等感を感じることもありながら、月日が流れ、二十歳になると、煙草を好むようになる。が、酒は、飲まない三郎である。

そして


・・・・・・


縁談の話が、浮上する。

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