第2話 中学入学・母の異変
入学準備が進み、制服も届き、あとは、入学式を待つばかりとなる、が、新しい環境の不安もある純子ある。澄み切った青空に、桜の花は、8分咲き、ふさわし、入学式を迎える。
この中学では、4つの、小学校が入学する。約450人10クラスである。
先輩に胸に花を付けてもらい、校門通過し、クラスを見て、組を確認する。
組が分かり、クラスごとに分かれる、
「何番、こっち来て・・・」
などと、協力し、出席番号順に、各クラス並んでいる。そして、担任の先生の発表。入場する、放送を、待つ。新しい制服で、ピカピカの一年生。8:50放送が流れる。純子のクラスは、3組だった。
1組から順に、拍手に包まれ、入場する。
4月8日
糸積市立西桜木中学校
開式のことば
国家斉唱
新入生呼名
学校長式辞
お祝いの言葉
祝電疲労
在校生歓迎の言葉・新入生誓いの言葉・保護者代表挨拶
校歌斉唱
閉式のことば
一同礼
11:00、式は終わり、各クラスに入り、席を確認し、着席する、教科書をもらい、明日からの、スケジュール説明、持ち物、自己紹介の宿題の説明があった。
無事に入学式も終わり、下校し、帰宅した、純子は、引っ越ししてしまった、吉田君のことを、思い出していた。配布された、教科書や、資料集など、記名し、自己紹介を、完成させる。と、ほっとしたとき、
「バタバタン、ガタン」
と、音が聞こえた。
慌てて、下へ、降りた、純子、母が、倒れていた。
「お母さん、しっかりして」
と、叫ぶが、意識はない。純子心臓がどきどき、ハラハラする、救急車を、呼ぶ。一緒り、病院へ行く。
「先生、母は、大丈夫ですか?」
「疲労、過労が、原因かと思われます」
1時間くらいしたら、母は、意識を取り戻し帰宅する。
純子は、夕飯の支度をする。姉、兄にも、今日のことを話しする姉とは、12歳の差があり、姉、春恵は、24歳を迎えようとしていた。次男一は、高校三年生になる。
春恵が社会人になり、数年、ファッションや、化粧品など、見せびらかされているように、思える、
純子は、とてもうらやましく、のちに、妬みに変わり、それは、純子自身もきづかないままである。
数か月が過ぎ、姉は、結婚することになった。
生活を助けてくれていた、姉が家を離れ、生活は、少しずつ、一変していく。それでも、純子は、家
事などを手伝い、1年生、3学期を迎え、次男一は、高校卒業を、目の前にしていた。
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