第8話
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令状
ガイル・ルスグリッド、アラシュ・ゴッドン、以下四名に、
王命を下す。
禁呪指定されている麻薬の使用、及び魔術学園内での蔓延の首謀者となった
ガイル・ルスグリッドを五年の奉仕罪、その他五名を三年の
奉仕罪とする。
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あの日から数年。
あの後、アシュラ様の取り巻き達の家族に、取り巻き達の処遇が言い渡された。
首謀者は五年の奉仕罪、他の五人は三年の奉仕罪。
アシュラ様は、王族の者として、無期限の奉仕罪となった。アシュラ様いわく、「職場は楽しいし、先輩もいい人達だし、王宮の裁判所だから給料も高いし、兄さん達にも会えるし。いいこと尽くめだよ!!」とのことである。……心配はいらなそうだ。
「れ……ま…おさ…、レオ様ってば!」
「ん?」
いつのまにかシーナが近くにきていて、俺の名前を呼んでいた。
あの後、俺たちは神の住居、神樹の中に来ていた。
そこには、チッカ王国第一王子である、ルーファス様に嫁入りをするために用意をしていた、シーナの妹、ジェーナ様や、隣国である、ホッドウ王国の神、コロポ様など、たくさんの神々達がいた。
また、ジェルド様はキャラメル様と、自身の公爵領で仲睦まじく暮らしているそうだ。
「レオさ……くん。
遊びに行こっ?」
「ああ。」
青春したくて神樹を飛び出したらしいおてんばな俺の彼女は今日も可愛いし。
今日も、一日頑張るか。
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作者から
ここからの更新はおまけの話の更新となります。
本編を最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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