第29話 夢の勇者④

「言ったぞタカシ!」

「はい!」

目の前の魔物を追い込みながら、タカシ君とネロさんは、修行レベルアップのために今日も戦います。

今日のタカシ君は勇者。

いつぶりでしょうかね、タカシ君の勇者姿が見れるのは。

「ネロさん!今です!」

「まかせろ!」

タカシ君が追い込んだ魔物めがけて、ネロさんの斧が振り下ろされます。

その先にはタカシ君が仕掛けた罠があります。

これは決まりました!



「…で、タカシ。

何で自分で仕掛けた罠にハマるんだよ」

「…すいませんでした」

あの後、自分の仕掛けた落とし穴に自分でハマったのです。

結果魔物を逃してしまいました。

それで今叱られているわけです。

ドンマイ!タカシ君。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

夢の扉 御影 @ougasun

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る