第17話 部下から避けられる上司

肩書きなしの一般社員歴、5年目を迎えた。

1階級昇進という言葉を何となく意識し始めた最近だが、

上司というものを改めて考えた。


最近、事業所のトップが変わった。アクセル全開タイプの上司で、様々な課題に対して果敢に挑んでいる姿は、僕は嫌いじゃない。

だが、周りの社員たちの反応はあまりよくないものを感じ取れる。

まあ、いつの時代もよくあることかもしれないが、思いついたことを取り敢えずポンポン飛ばしてくることがあり、それに対して苦手意識を持っている様だ。

もちろん他にも個人レベルでこの上司を避ける姿勢になってしまう理由がきっとあるのだろうが、うむ、つくづく「上司業」の難しさを思う。


今回で言うならば、もう少し部下に寄り添う様な姿勢を見せてあげるべきなのかなと、苦笑いしながら思う。

ただし、過剰な寄り添いは、甘えと怠惰をもたらすから、

そこのあんばいは要注意だろう。

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