第11話 フォークリフトに乗れる意義

建物内の現場業務では、欠かすことのできない乗り物、それがフォークリフトだ。あれだけ狭くて人の多い環境の中であれだけのパワーがある乗り物を誰が好き好んで乗りたいと思うだろうか。僕は、はっきり言って、可能な限り乗りたくない。事故でも起こしたら取り返しがつかないからだ。リスクが尋常ないくらいに高い。


それでも、フォークリフトの講習は受け、乗ろうと思えば乗れる、そんな状態では、いるべきだ。後々管理側の仕事を引き受けていくならば。なぜなら、ドライバー側の視点が分からなければ、現場の危険箇所を見誤ったり、本当に気をつけなくてはいけない事項を見落としてしまいかねないからだ。


フォークリフトに乗ることの意義、モチベーションが給与体系的にも本来存在するべきだが、現状僕の会社にそんな制度はない。だから思うのだ、その乗車リスクに答えた真の給与体系を構築すべきだと。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る