第10話 社内恋愛はおすすめしない

かつて、社内恋愛をしていた時期がある。

過去形で話しているので、結果は察して欲しいが、まあ、ゴールインとはいかなかった訳だ。周りがこのことを知っていたかは分からないし、別に知りたいとも思わない。ただ、社内恋愛はおすすめできるものじゃない。確かに、社内にバレない様な態度や工夫は、手間ではあったが、それはそれでドキドキした。楽しいことももちろんあった訳だが、問題は別れてからだな。


幸い、僕の場合は円満で別れたが、そうならなかった場合、想像しただけでも恐ろしい。かといって、恋愛というものはどこで火がつくか分からないもの。理性でコントロールするなど土台無理な話だ。でももし、選択の余地があるなら、やはり勧めない。それが実体験者の経験論。


最近は、社外での出会いのチャンスも減っているから、社内でもやむなしな実態があるのかもしれないが、ぜひ、社外で相手を探す方が絶対にいい。共働きとしても、会社がお互いに違う方が、リスクの分散にもなる。なんて、戦略を恋愛に持ち込むなと言われてしまうかもだが、念のため言っておこう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る