第4話 支配型のリーダー

世の中には、いろいろなリーダーがいるものだ。

その中でも現在の事業所のトップが、支配型。

支配型というのは、決して悪いもではない。

絶対的とも言える事業所内でのコントロール。

よほどの良案でもない限り、まず通ることはない。

俺の指示にまずは、従え。こんなスタンスだ。

現場が様々なインシデント、トラブルで、

通常の機能が麻痺してしまっているとき、

この手のリーダーは、とても活きる。


ワンマンで一発、どんどん決定事項が前に進む。

とてもとても良いことだ。

だが、全体の機能がうまく回っているところでは、

この支配型はうまく機能しない。

むしろ、弊害にすらなり得る。

現場の、職場の雰囲気は、次第に悪いものへと変わり、

仕事を辞めていく社員が出始める始末にすらなる。


だから僕は、切り替え型を目指す。

それはまるで、カメレオンの様に。

現場の整い次第が、僕のフォルムを変化させる。

臨機応変の極みへ。いざ参らん!

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