第5話

不幸は徒然なるままに重なり続ける。


それはきっと重なると思っているからこそ、幸福なことを不幸と解釈しているからだと思う。

幸福と不幸は余りにも表裏一体だ


捉え手によって解釈が違うだけで本質は変わらない。

美味しいご飯を食べることが幸福な人間もいれば不幸な人間もいる。

苦しい事が幸福な人間がいれば不幸な人間もいる。

家が無いことが幸福な人間がいれば不幸な人間もいる。

そんな風に表裏一体の事実を受け入れることは難しい。


毎日死にたいと願っている。

毎日死にたいと願っているが毎日死んでいない。

それはこの世界に希望を残しているからなんだろうか。

きっとそんな事はない。いや少しは希望を残しているかもしれない。

というより大分残しているからこそ生き続けられているのだと思う。

こんなに死にたいのに希望を持っているのはとても不思議だ

死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい




いくら書いても、吐き出しても、どんなに願っても、この思いが消えることはない。

それでも生きたい。生きたい。生きたい。生きたい。生きたい。生きたい。

そんな風に思ってしまうのは本当にどうしようもない人間だと自覚させられる。


こんなどうしようもない人間でも生きられるのか。

もし生き続ける事が可能なら、いつか現れてしまったどうしようもない人間の為に、どうしようもない人間の希望になれるように執筆しようと思う。

こんな人間でも生き続けることはできるんだ、と一縷の望みになりたい


まだ何もできていない、していない自分が話すことは余りにもおこがましいが許してほしい。

いつか誰かの為になることを祈っています。

ただ誰も必要としない社会になってくれることが一番なのかもしれないが。

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