〜夢と空想の探求と想像〜

汚れた手足の美化

真面目に生きるなんてつまらない。

勉強して、就職して、結婚して、慎ましく余生を過ごす。

皆の求める人生の停車駅と、終着駅は...全てが安定に繋がる為。

お金にもほんの多少でも余裕があって、友達や恋人との関係も好調で、心配事のない心穏やかな人生が求められる。

しかし人生が上手く行くものじゃないってのは皆も分かっている。

だから俺は自分から辛い方を選んだんだ。

安定を求め過ぎるがあまり、失敗から立ち直れる術を失ってしまう。

立ち直る事を考えないせいだ。

俺は生きてればいいんだ。

どんなに性格が悪くても、口が悪くても、命は尽きることがない。

しかもお金だって、性格や口が悪くとも稼げる。

いくらだって稼ぐ術がある。

安定なんて求めたって仕方がない。

株価のように常変動するものなのに、安定とはなんなんだ？

イジメ撲滅って文字を見るとアホらしく見える。

個人個人の思想や性格が違えば、必ず起こる事なのに、随分大きく出たもんだよな。

俺はそういう思考の人間だ。そういうもんなんだ。

下手に善人ヅラはしないし、理解出来ない事に対して無理に理解は示さない。それらに気も使わない。

無知の理解と、知識有の理解は違う。

誰が何も分からない無知のやつに理解してもらいたいんだ？

理解されてないと同義のくせに、形だけの理解を求めるなんて馬鹿らしくて笑っちゃうね。

LGBTQ。俺には理解出来ないね。否定はしないが。

何故なら俺は女が好きだから。

しかしだからと言って───

「え？男なのに男が好きなの？意味分かんない」

「女のに女が好きなの？意味分かんない」

「自分が男か女か分かんないの？どゆこと？」

「男も女もどっちも好きなの？え？」

と言ったような否定的と取れる言葉は言わない。思いはするが。

思ってる分には人を不快にさせることが無いし、罪でもなんでもない。

バカ正直に言ってしまうことに関しては、俺も流石にどうかと思うよ。

俺は理解出来ないし、理解出来ないそれ以上に言う事は無いし、否定の余地が無い。

しかしこういった時事的な話題を話してると、ちょっとでも勘違いや誤解を生むことがあるのもまた事実。

しかし文字をしっかり見て理解したら、俺が否定してないと分かるだろ？

文字をちゃんと見てないお子様は、小学校からやり直して下さいね。

はい、LGBTQの話はこれでおしまい。

これ以上話しては見てる人が退屈してしまうからな......ん？もうしてる？まぁそう言わず読んでってよ。

俺の人生はまだ始まったばっかりだが、辛いことが沢山あった。

不幸自慢をしたい訳じゃない。

ただ俺はそういう経験で得た事を誇ってるだけ。人に話して1人でオナニーしてる猿とは違う。

誰が俺をこんな口の悪さに仕上げたか？

親か？友達か？環境？んーん、違う。

全ては俺だ。俺の人生だ。誰からの影響も受けない。

俺という人間の基板が親なのは真実だが、基板で全ては決まらない。

どんどん汚れてくる。最初は指先だけだったのに。

次第に手全体から次は足全体へと広がる。

俺のさっきから言ってる事、分かるか？

いやいいんだ、無理に理解しなくて。

俺の理解者は俺だけでも良いんだ。

手足は汚れてしまった、もう取れないかもな。

それが俺の生き方であり人生なんだ。

何も迷いは無いし、後ろは見ない。

俺が後ろを見るのは、死ぬ前に思い出を振り返る時だけさ。