吐息と紫煙

友達と聞いて何を思う?


大切な存在、一緒に居て楽しい、まぁ大体そのくらいだろうな。

でも、人がそれぞれ思う友達という概念はここに書き起こせないくらいある。


書き起こせないのは、人それぞれが思う独特の感性や思考力にあるからだ。


─────────


みんなは、友達という存在がいかに自分から見て大切なのかを良く知ってるはず。

しかし相手はそれを知らない。非常にもどかしい気持ちになる。


本人に自分をどう思うか気になるな....聞いてみようかな.......嫌に思ってないといいな......


そうは思っても、ふと本人と対面した時に出る言葉ってのは世間話や最近あった話ばかり。

言いたい言葉は口から出てこない


勇気が無いのもあるけれど、抵抗があった。

本人にわざわざ聞いてしまう自分に対して。

気持ち悪いんじゃないか...?そう思ってしまう。


そのせいで毎夜毎夜一人で暗い気持ちになる。

ベッドに寝転がって、あの人は俺をどう思ってるかなんて考える。

直近の会話なんかを思い出しながら、変なことを言ったりしてないか...とか.....気付かないだけで嫌な事したりしてないか...とか......。


そう考えてく内に夜は終わり朝が始まりそうになったりした。


友達というのはつい深く考えてしまう。

だからこそ知っておかないといけないことが1つある。


"友達の関係は、どれだけ遊ぶかじゃない。

どんなに月日が経っても、いつも通り遊べる関係の事だ"

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