ロケーション
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次元都市の中でも発展度の高い経済都市。
主に高層ビルが並び立つ『商業エリア』と、工場や倉庫の集まる『港湾エリア』と、水没した街にバラックがひしめく『貧民街』の三つのエリアにわかれている。
近年は港湾エリアに進出しようとするホテル・ウィクトーリアと港湾労働者組合が対立しており、一種の緊張状態にある。
・スラム街
難民が流れ着き、水上生活者の建てたバラックやボートがひしめいている運河。
あんまり治安は良くない。
ここにあるマーケットは都市の管轄からは外れており、粗悪なコピー商品や盗品、果ては危険な薬物まで取引されてる。
水上警察は不干渉の取り決めがあるが、港湾労働者組合の者が組合費を集金に着たり、仕事のため人を集めたりもする。
ワンタンメンがすごく美味しい水上屋台もある。
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元々は地下鉄駅を中心に発展したが、『第二次地下鉄大戦』と気候変動の影響で、現在はほぼ水没し、放棄されたエリア。
大戦により鉄道管理局が機能停止に陥ったことで、エリアの管轄も曖昧になり、治安が悪化した。水没した地下鉄からイモータルが現れるとの噂もあり、現在は貧民街の水上生活者すら近寄らない。
しかし、身を隠したい者や後ろ暗い仕事に手をつけるモノには都合が良いらしく、上層部に居住している者も少なくはない。また、他に行き場所なく、オチミズに侵されたモノも打ち捨てられている。
イナバの『ねぐら』もここにある。
・商業区
ホテル・ウィクトーリアが経営する超大型ショッピングモール。
高級ブランドショップ、レストラン、映画館、遊園地、果ては軍事演習場まで揃っている紅港の中心地。
リヴァイアサン連合の影響が強い地域でもあり、北側にはオフィスビルが立ち並ぶ金融街が存在する。
・港湾区
資源基地からの貨物の荷揚げする港や、保管する倉庫。そして工場施設の集まる区画。
岩礁にある資源基地は水上警察が管轄しており、燃料や鋼材のみならず、発掘機械の類も運ばれてくる。
工場施設も、元は発掘された合成食品工場を稼働させているモノであり、都市の食料供給を担っている。
・岩礁
機械生命体の作り出した洋上の資源基地。
現在はオルカ族の管轄にあり、オルカ族は紅港との交流を制限している。
都市内で使われる機械や資源は主にここから採掘されていると言われているが、中には危険な異常物品もあると言われている。故に海賊などの脅威が絶えず、オルカ族の戦士は常にこれと戦うため『水上警察』を結成している。
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