応援コメント

第1話 字下げどうする?」への応援コメント

  • はじめまして。

    字下げは小学校一年生が作文の授業で学ぶことで、現在も変っていないんですけどね。知らなかったという人が多いのでよく驚いています。

    字下げや三点リーダーの使い方等は、活版印刷と共に持ち込まれたルールです。

    実際、徒然草や東海道中膝栗毛の写本を見ても字下げはされていませんし、英国や仏国の羊皮紙に書かれた文書を見ても字下げはされていません。
    一方、印刷物であるハリーポッターの英語版では字下げされていますし、三点リーダーやダッシュは2個セットで使われています。

    インターネットが解放されて間もない頃、私は外資系ソフト会社にいましたが、英語版の各種契約書などは印刷されたものが使われていて、字下げやダッシュ、三点リーダーのルールが厳格に守られていました。
    しかし、同じ会社の現在の契約書はWeb上に公開されていて、字下げなしになっています。
    このことから、海外でもWebの発展に伴って、契約書のような厳格な印刷物であっても、活版印刷のルールに縛られなくなってきているということが言えると思います。

    一方、小説の書籍化となると印刷所を通すことが前提になります。そこは活版印刷時代から続くルールが運用されている世界です。書籍化作家を目指すなら印刷業界の慣習は守るように求められますし、積極的に守っていくべきなんじゃないかな、と私は思います。

    なお、私はWordやアウトライナーを使って書いた原稿をカクヨムにコピペ、一括字下げしてから公開し、そこから再度なろうに貼り付けてなろうで公開しています。
    (なろうの一括字下げは「」()『』<>も字下げしてしまうからです)

    作者からの返信

    FUKUSUKEさん、コメントありがとうございます。

    話を小説に限れば、私も字下げをするのが普通だと思っています。数年前であれば、これらのフォーマットが守られていないと「初心者扱い」され、誰かが指摘する場面をよく見かけました。

    ところが最近は「横書きには不要」という人もいるようで、正直驚いています。もちろんTwitterなど文字数が限られているものは別ですが、「小説」に限って言えば、字下げしてほしいと思っています。
    もっと言えば理系の専門書も横書きですが、出版物は基本的に字下げされているので、縦横関係ないでしょう。

    スマホで書いている人は全角スペースを入れにくい環境ですが、そのかわりカクヨムには一括字下げのコマンドがあるので、出版社側は守ってもらいたいという気持ちがあるのかなと感じています。

    私の場合、小説を縦書き表示させて読んでいるので、字下げがないととても読みづらく感じています。
    でも最近は注意する人もいなければ、守らない人も増えているので、「内容さえ面白ければ気にする必要ない」という考えなのかな、という気がして、フォーマットを守るようにいう人は、俗にいう老害にあたるのかもしれないという気がしていました。

    この文章を書いたのは、みんながどう考えて下げていないのかを知りたかったからです。

    余談ですが、市販されているライト文芸小説で三点リーダーを一文字しか使っていないものを読んだことがあります。
    その時に気づいたのですが、あれは一文字だと他の文章に埋もれてしまい、存在が分かりにくく感じました。
    出版社がそれを許した理由はよくわかりません。

    Wordは勝手に字下げしてくれますが、コピペしたら消えてしまうという厄介な機能がありますね。自分でわざわざ入力しても削除されていることもあるので、設定を確認したのですが、原因は突き止められませんでした。

    気軽な趣味として書く人は別ですが、書籍化を考えたら守るべきことは守った方がよさそうですね。

    ご意見、どうもありがとうございました。

  • 状況によりけりですね。
    twitterなど文字数制限が厳しい所や、長文が必要ない状況では字下げをしません。

    ただ、英文などで文頭を大文字で書くみたいに文頭を誇張する手法は様々な言語にあります。
    不要であれば廃れてもおかしくありませんが、様々な言語で残り続けているということは、やる意味のあることだと思っています。

    作者からの返信

    ほほほさん、コメントありがとうございます。

    確かに私も、Twitterでは字下げしません。
    状況によって字下げをするしないは、誰しもあると思います。
    例えばこのコメント欄のように。

    今のweb小説では、だんだん字下げをする人が減っていますね。
    これが将来的になくなるか否かはわかりませんが、横書きの専門書でも字下げをするのが普通ですから、なくなることはないでしょう。

    ご意見を聞かせていただき、ありがとうございました。

  •  私も気になるタイプですが、経験談を一つ。
     PCのワープロソフト(wordとか)からコピペしてサイトの投稿フォームに投稿している場合。自動字下げみたいな機能がワープロソフトの方にあって、その自動字下げが投稿フォームでは空白として認識されないという事があって困った事がありました。今は自動字下げの機能をオフにして書いてますが、その設定に辿り着くまでが面倒くさいのなんのって………
     投稿小説でもたまに混在している方がいるのは、多分字下げの必要性は認識していて、執筆の際にも字下げして書いたつもりが、投稿する段で認識されなかったという方なのではないかと思っておりますが、実際どうなんでしょうかね。

    作者からの返信

    七洸軍さん、コメントありがとうございます。

    たしかにワープロソフトだと、そういう弊害がありますね。
    混雑している人は、修正ミスかもしれません。

    基本的には字下げ派な私ですが、スマホに限っては全角スペースを入れにくいので、字下げはしていません(^◇^;)

    体験談、ありがとうございます。
    私もときどきやらかすので、設定を確認してみます。

  • 私も字下げをした方が読みやすいと思います。ただ、それは縦書きだからかなとも思っています。横書きだと字下げの有無はあまり気にならず、私自身も字下げするのを忘れがちです。

    作者からの返信

    葵衣さん、ありがとうございます。

    自分の小説を縦書きで読んでもらいたいという気持ちもあるので、どうすべきか迷う事があるんです。

    だからみんながどういうふうに考えているか知りたくて、書いてみました。
    昔と比べて、気にしない人が増えたみたいですね。

    コメント、感謝です。

  • こんばんは。
    覚えてらっしゃらないかもしれませんが、以前、noteで記事を読ませていただいた者です。
    近況ノート一覧を流し読みしていたら、まーさんのお名前があったので、お邪魔いたしました。

    私も「老害」の部類です。
    なので、今の人には、今の人が気持ちよく読める書き方でいいのではないかな、と思います。
    (「古い角川文庫を読んでいると会話文でも字下げをしている」→そういう本、持っています! そいう世代です)

    以前、Web上の記事で読んだのですが、「ケータイ小説」の場合、スマホ以上に一行文字数が少ないので、字下げに1文字使ってしまうと、とても読みにくい。だから、「字下げをしないのが普通」だったそうです。
    また、ケータイ小説では、とにかく文字数を減らすために「……」ではなく、「…」と1つにするのが普通だったらしいです。
    (私はケータイ小説を読んだことがないので、真偽の程は分からないのですが)

    「老害」の私としては、字下げがなかったり、「…」が1つだったりすると「変な感じ」はするのですが、こういった書き方が、工夫から生まれたものと知ってからは、「その作者が小説を書いてきた歴史なんだろうなぁ」と思うようになりました(ケータイ小説出身者かな? という感じに)。歴史であるなら、尊重したいな、と。

    自作品は、昔ながらの書き方をしています。
    字下げどころか、「空行」も入れていません。
    私もまた、この書き方は「私の歴史」ということで貫いてしまっています。
    (大昔に「原稿用紙フォーマット」で公募に出したことがあります。20文字×20行で読みやすくするために、だいぶ文章の工夫をしました。その癖は今も残っています。

    (ただし、空行がない書き方は少数派で、肩身が狭いです。
    私が note を使っているのは「ブラウザ上で動作する、縦書きに対応した電子書籍リーダー(PCなら、見開き・縦書き表示が可能!)」を呼び出す「リンク」を投稿するためなのです。
    昔ながらの書き方が読みにくいのであれば、読みやすく表示させてみせよう、というわけで(笑))

    カクヨムの字下げ機能は知っています。
    ひょっとしたら、ケータイ小説で投稿していた作品を転載したい方が、ひとつひとつ字下げを加えなくてすむように、カクヨムがつけてくれた便利機能かな? なんて、思っております。

    そういえば、作品は昔ながらの書き方ですが、コメントや近況ノートは、ある時期から、字下げをしなくなりました。
    ふと気づいたら、ほとんどの人が字下げされておらず、そして、私の書いたものが圧倒的に読みにくかったためです。
    作品は「自分の世界」なので譲れませんが、それ以外なら皆様に倣おうかと。

    長々と失礼いたしました。

    作者からの返信

    月ノ瀬さん、こんにちは。noteでもお世話になっていたのですね。
    失念してしまい、失礼しました。

    書き方(フォーマット)にその人の歴史あり、ですね。

    私は単純に、スマホの影響だとばかり思っていました。
    自分自身がケータイ小説の文章に触れてこなかったから、その辺りの事情は全然知りませんでした。

    字下げがなかったり「……」などが偶数でなかったりすると、なんとなく落ち着かないのですが、最近はそれを指摘する人もいなくなりましたね。
    時代の変化なのかな、とか、書籍にするときに校正すればいいと思って目を瞑っているのかな、など、ときどき考えていました。

    そんなときに自主企画を主催されている方が「字下げをしていない作品は不可」と書いてあったのを目にして、また考えるようになりました。

    それで、みなさんはどう考えているかを知りたくて、この文章を書いたわけです。
    詳しい背景を教えていただき、感謝しています。

    確かに私も、コメントなどでは字下げをしないときもあります。というのも、それをスマホで書いていることが多くなったからです。
    ゆえに原因をスマホに持ってきたという訳ですが。

    自作の小説では譲れない部分でも、他者には強制しない。それが老害にならないためにも大切なことですね。

    たくさんの情報をいただき、本当に感謝いたします。
    ありがとうございました。