日誌


理解できないものを迫害したがる生物。

理解しようと向き合い、自らのレベルまで落として考えたがる生物。

「庶民的」を良い事と考える生物。


僕はそんな生物を利用して生きてきた。

僕を利用していると思い込んでいる人間を利用する為。

これからもそう生きていこうと思う。


ギタリストには死んで貰う。

僕が僕で居るために。

僕に初めて出来た友達は、僕と同じく純粋だった。

しかし初めて出来た大事な人は尻軽な糞男だった。


僕の大好きなダンスを、綺麗なその身を汚した。

汚したそいつも、自ら汚れたダンスも悪い。

ギタリストも踊り手も皆殺す。

アコギ弾きの花屋も殺す。

憧れだけで判断し僕の愛するものを手当たり次第に汚していくパン屋も殺す。

居場所なんぞを提供しやがった馬鹿も殺す。

ギター弾きのお友達二人も殺してやる。

仲を深めようと躍起になってるドラム馬鹿も殺す。

ベースが生き甲斐だとわめく短髪も殺す。

後輩と名乗るショートカットも殺してやる。

ダンスが生き甲斐なロングヘアーも殺してやろうか。

王と名乗る糞女も殺そう。邪魔だ。

部屋から出れないあいつは綺麗だ、あいつだけは生かそう。


あとはもうどうでもいい。

僕が僕で居るために、どうでもいい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る