読み合い企画？から来ました。

読み合いというものに慣れていないので、これで正しいのかは分かりませんが、コメントを残させて頂きます。

第一に。
何かの絵本を読んでいるかのような気分になる物語でした。

どことなく、『水からの伝言』という話を思い出します。
「水に意思があるのではないか」「あるとすれば、どのような事を考えるのか」……という視点は世界の見方を変え、昨日までの世界とは全く異なる見え方にしてくれるように思います。
そういう意味で、多くの人に読んで貰いたい作品ですね。

また、この話の「前」や「後」を想像するのも楽しいです。
人間も身体の殆どが水である以上、この主人公（？）の「水」が人間の一部となった時に何を思考するのか……
或いは。それまで「人間」を知らなかったという事は、長い期間、どこかの秘境で氷として眠っていたのかもしれない……
などなど。様々な空想が広がる作品でした。

最後に。
雨傘ロック 様の今後の執筆活動を陰ながら応援しております。