設定
○設定
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日本神話では神々の住む国として出てきますが、この作品でも天津神(後述します)が住んでいます。
四次元の泡のような世界で、高千穂の上空に浮かんでいて、月の引力の変化によって近づいたり遠ざかったりしています。
遥か昔、太平洋上にあった超古代文明が栄えた大陸。そこには、現代文明とは全く異なる方向に発展した文明がありました。四次元世界を生み出すことにより、多量に発生する神気を活用する文明。
人々は、超古代文明の栄えた大陸そのものを四次元世界に作り替え、そこで生活を長く続けたため、超能力とも呼べる力を身につけています。文明は栄華を極めましたが、ある日大地震によって一夜にして沈んでしまいます。その際に、散り散りになった四次元世界の一つが、高千穂の上に浮かんでいるという設定です。おそらく世界中のいたるところにこの泡の世界は浮かんでいます(という設定ですww)。
日本神話には、
・神気と鬼気
神気は高天原に充満するエネルギーですが、こちら側にも薄く存在しています。対して鬼気は鬼界(後述します)に充満する負のエネルギーで、これもこちら側に薄く存在しています。
この物語においては、一般の人々のヨーガや武術の呼吸法では、この世に薄く存在している神気や鬼気をエネルギーとして活用しているという設定です。国津神は、神気を高天原から直接下ろすことができるため、強大な力を発揮できます。
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神気の影響を長年受けることによって、様々な超能力を発することができるようになった人々。また、その末裔のことになります。元々は太平洋上の大陸で超古代文明を発展させた民族であり、高天原には古代文明の残した神気を利用する様々な道具や機器が残されています。作中に出てくる
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いわゆる三種の神器の一つと言われており、古事記にも記述がありますが、この物語においては失われた超古代文明の遺物としています。元々の使用方法は謎ですが、人の魂や神気を吸い取って我が物とすることのできる恐ろしい道具です。
オモヒカネは邪術により、左目に埋め込んでおり、国津神の力を吸い取ることができるようになっています。しかし、自由自在に吸い取れるという訳では無く、相手が油断しているなどの条件があるようです。また、今回、キハチとミケヌが鬼気を使ったことにより(キハチの力を倍加させるミケヌの能力とも相まって)、二人の身体が一つになるという奇跡を起こしています。
・アメノトリフネ
八咫鏡と同じく失われた文明の遺物です。神気を使って空を飛ぶいわゆる飛行機のような乗り物で、物語冒頭ではF15Jイーグルをはるかに凌ぐ運動性能を発揮します。物語冒頭では、ミケヌがなぜか幼い姿(キハチの弟分のコヤタの姿)で、これに乗ってタイムスリップしてきます。なぜ、そうなったかは追々明かされますが、これ自体にタイムトラベルをする機能はありません。
現代世界においては、ミケヌが乗ってきた機体を自衛隊が基地に持ち帰っており、調査を進めています。機体はヒヒイロカネと呼ばれる謎の金属でできているようです。エンジンは神気を集めて飛ぶ力に変換する仕組みになっているようです。
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普通の人々と天津神の間に生まれた人々の子孫。この物語では高千穂の周辺に多く住んでいるとされています。代々、高天原において天津神の世話をしていたサルタヒコの一族は、神気の影響を濃く受けており、特に強い能力を持っています。前述したように、高天原から直接神気を下ろすことにより、強大な力を発揮します。人によって、様々な能力を発現しますが、生まれつきの素質のようなもので、後の修行で身につける能力ではありません。(※修行で能力をより高めるということはあります)
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いわゆる地獄のような世界です。この世界では神気とは真逆の鬼気という負のエネルギーが満ちており、様々な化け物や鬼が棲んでいます。
神界(高天原)のように、この世界の上空に浮かんでいるというわけではなく、簡単に行き来できる場所ではないのですが、タイムスリップの影響で鬼界とこちら側の距離が近づいてしまったことが原因となり、鬼界の住人である
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オモヒカネの側近であるタケミナカタの組織した親衛隊のような組織、
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武の住んでいる家ですが、第7章の第4話「神域(2)」に出てきた天津神の神殿があった場所に建っています。奥の方に神殿が残っていて、その手前に武の家が建っています。作中でサルタヒコが「この山は登る途中の道が次元の狭間になっていて、何も知らない者が行くと迷ってしまうのだ」とか「お主たちがこの世界に来たときに、さらに時空が狂ってしまっていてな……時の流れが遅くなってしまっているのだ」とか言っていますが、ここが時間の流れが遅くなったことを利用して時を超えたわけです。先にも書いたように、もう一つ秘密はあるようですが。
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家の裏に、地下に至る道があり、ここには黒い巨岩と巨樹を使った生体コンピュータシステムがあります。元々、ここにあった失われた文明の遺したコンピュータ(現代とは全く異なる神気を使うテクノロジー)を改良したもので、巨岩は
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ついに第8章の最後で出てきた藤田の現代での姿。背丈はちょうど小学校三年生くらいの子どものようで、遺跡で発掘される土偶を大きくしたような見た目です。顔も粘土作りの人形のようなのに、柔らかい粘土でできているかのように表情が動きます。※脳だけは、本人のものが頭の部分に埋め込まれているという設定です。高天原のテクノロジーの他、西行法師が行ったと伝わる密教の秘術など、様々な秘法を研究したようです。
天才量子物理学者であった藤田が、なぜ、このような姿になったのかはもちろん理由があるのですが、追々語られますので今のところは秘密ということで(^_^;
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中国拳法・中国武術の源流とも言える武術を修めており、それを実戦の中で独自に磨き、高めています。併せて体内で気を練る方法である仙道も極めており、後に高天原に行った際に、神気を効果的に体内へ導入するのに役立ちました。
武は、こちらの世界にいても自在に神気を体内に導くことができるようになったため、飛躍的に運動能力や第六感的感覚を高めております。そのため、生半可な国津神では武の相手にはならないほどの実力を持っています。まさに武の神ともいえる達人です。
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今の島根県の辺りにあったとされる大和とは異なる力のある国です。この物語では、史実よりも早くこの国は成立しており、製鉄などで力を持っていたことにしています。作中に出てくるオオナムチは出雲神話に出てくる
設定は以上になります。何だか書き忘れたこともあるような気もしますが、肝心な設定は網羅したつもりです。
何となく頭が整理されたところで、今後もよろしくお付き合いいただけると嬉しいです(^_^;
では、では。また!
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