文体はかなり好きなんですが『御曹司』の使われ方やら家のレベルや刺客云々のディテールの低さが違和感が強くてモヤモヤとします。

御曹司と言うからには大昔から続いているような宮家レベルの家が頑張って財閥を作り上げたのか（でも忍びが云々ともあるし……）、それとも大金持ち家のひとり息子みたいな意味なのか。

前者でさらに政治とかのドロドロした世界なら刺客なんてのも有り得そうですが、大金持ち企業の息子殺したところでそんなにメリットないしほかの有能そうなやつに後継者振り分けるだけだよなぁ……とか考えてしまって……入り込めない自分が憎い……

「あの、寝るのは別ですがお風呂は」

「別だね。むしろそっちの方が別だよ」

「さ、左様ですか」

この会話のズレ具合ｗ

楽しみが増えました。
期待してます。