第35話

リーンハルとルーニーの新しいDランクのギルドカードをもらい、リーンハルが魔法使い。ルーニーが戦士の職をえた。


2人共に感慨深そうにカードを見ている。リーンハルとルーニーを連れてライズの元を訪ねた。


辺境伯の屋敷にくるとリーンハルとルーニーが緊張し始めた。

ライズの執務室に呼ばれる。 ライズが忙しく仕事をしている、我々が来たことに気が付と手を止め、来たかと言って伸びをした。


「お~、お前達来たか~」ゴソゴソと音を立て手前に有るテーブルセットに腰を降ろす。手招きしながら「座れ座れ」と言ってだらけている。


「ライズ? だらけ過ぎ、伯爵何だからシャキッとしなさい」


「うーん、アルネ姉さん、私にも優しくして」 そう言いながらアルネに抱きついている。


アルネが優しくライズの頭を撫でている。 何か凄い光景を見ている気がしている。


「何だリオン?羨ましいのか? アルネはお前にはやらんぞ。アルネは私のおもちゃなんだから」


「ライズ? 私はもうリオンの女だから、ごめんね」アルネが冷たい声ではっきりと言う。


「ライズ。私もリオンの女になった。女子同盟は終わりだよ。ごめんね」


「カーリ! お前もか?どうしたの? 男嫌いが服を来て歩いている連中が、何で?」


「ライズ。アルネとカーリは僕の彼女です。すみません」やってしまったな、ライズにとどめを刺してしまった。


ライズが固まってしまった。あ、ライズが風に吹かれてサラソラと飛んで行く。


あ、立ち上がった。何事もなかったように座り直した。


「ふ、何も聞かなかったことにする。所でリオン、黒服について聞きたい」 何かライズの立ち直りが早い。


「黒服ですか? わかる範囲で報告させて頂きます。災害の渓谷て会った黒服はアルネとカーリが討伐しました。

僕は動けなくなっていたので2人で討伐しています。棟梁のような男を捕まえたのもアルネとカーリです」 そう前起きして、知ってる内容を全て話した。


「つまり和議の国から来た可能性が高いと」


「はい、後は陛下から何かしらお達しが来ると思います」


「わかった。アルネ、カーリ危険な思いをさせて悪かった」


ライズが頭を下げた。

「でもリオンにはお礼は言わないぞ。お前だけ良い思いして、やっぱりお前は許せない。」


「ライズ、そんなに言うならあんたもリオン付き合えば?」カーリの爆弾発言に思わす顔が引きつる。


「嫌よ、リオンってアルム公爵の弟なんですって! リオンに手を出した事がばれると私がどっかに飛ばされるでしょう。そんな怖い事出来る訳ないでしょ」


「ライズは姉さんを知ってるのですか?」


「当たり前じゃない。飛行隊のアルムを知らない貴族はこの国にはいないわよ。タイナーやモンナにだって好き勝手なこと言ったり、怒ったり出来る唯一の存在よ。

アルム公爵がタイナーを国王として支持しているから他の貴族達だって大人しいのよ。それに、今は無い。ロンリーヌ公国だってアルム公爵を怒らせた事で戦争になったんだからね。

アルム公爵が公国に乗り込んで1週間で完全降伏して、今じゃ王国の1都市に成り下がったの、それをいとも簡単にやった程の女傑よ。

だからタイナーは首都からアルム公爵を出さないの、アルム公爵がいる限り、アルム公爵がタイナーを支持する限りタイナーは安泰だもの」


「本当にリオンってそこの知れない男よね。手を出さなくて良かったわ」


「やっぱり狙ってたな」カーリが嬉しそうに聞く。


「まあね、なかなか良い顔をしてるし、私にはわかる。リオンは国に収まる器じゃ無い、そんな男と旅をするって冒険者としての1つの教示でしょう。

私も、もう一度冒険者に戻ろうかな。誰か辺境伯やってくれないかな?」


どうにも今日は暴露合戦になってる気がする。


「ライズ。僕達はライズがいるこの辺境都市だからこそ、ここにいたいとして思っている。 ライズ以外の人がここの辺境伯なら僕はもうどこかでに行ってるよ。

まして、アルネやカーリに出会わせてくれた事を僕はライズに感謝している。ライズ有り難う」


ライズが照れくさそうに「わかれば言い」 と言ってソワソワしていた。


「ライズ、紹介するよ。ラピスギルド支部から預かっているリーンハルとルーニーだよ。今日Dランクに昇格した」


2人が立ち上がりライズに挨拶をした。


ライズが作った冒険者学校をでてDランク入りしたのは数える程しかいない。


「そっか冒険者学校の卒業生か? リーンハルにルーニーだね。これからも努力して強くなってね。私も強い冒険者は必要としている」


「有り難うございます。実はラピスダンジョンで危険なところをリオンさんに助けてもらって、それから行動を共にして勉強させてもらっています。お陰でこんなに早くDランクに上がる事が出来ました」


「リオン? 何で面倒見てるの?リュックニーに行きたがっているのはオランから聞いていたぞ」


「この2人は見処があります。それに色んな所に知りありがいるのも楽しいかなと思っています。

ただリュックニーからの応援要請も有るので近々Aランクの昇格基準を揃える予定です。その後は首都に赴き試験を受けます」


「わかった。Aランク試験は来月に陛下主宰で行われる。それに間に合わせろ。 後、受けるのはリオンだけか?」


「いえ、アルネとカーリも同時です。3人で受けようと思っています」


「そうか、今回の試験官はアルム公爵が担当だ。おそらく受験する人はお前達だけだと思うよ。アルム公爵の時は合格者は未だに出ていない。お前達も覚悟をしておけ」


「「「はい」」」


「お前達の受付と推薦は私からラアドのギルドマスターに出しておく。明日はオランをラピスに出張させる。

早々に資格を取れ、後の準備はハマイルに伝えておく、リオンの元いた家は解体済みだしな。移動に時間もかかる早めに準備してすませろよ」


「ライズいつも有り難う」


ライズにそう伝えラピスにある部屋に戻って来た。


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何か尻切れトンボのような気がする。


すみません。後、誤字の指摘ありがとうございます。

気をつけていきます。ありがとうございます。

o(^-^o)(o^-^)o

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