第34話

ハマイルさんの馬車に乗りラピスに戻る。行きと違いモンスターに出会うことなくラピスまで戻る事が出来た。


ラピスのギルドマスター  タンザ オール さんを訪ねる。僕達とルーニー、リーンハルがそれぞれに報告を行う。


ダンサ オールさんから僕達3人のAランクの推薦と、リーンハル、リーンハル、ルーニーのDランクの推薦が得られた。


Dランクの切り替えは各主要ギルドで行われる為、明日マラリエ(辺境都市の名前)の中央ギルドに行くことになった。


ダンザさんがラピス支部から初のDランク冒険者が出たと大喜びしていた。

受付のダリアさんがお祝いをしたいと言うことでギルドの食堂でルーニーとリーンハルのDランク昇格祝いが行われた。


ちなみにこの日はギルドが締め切られ、ハマイルさん等複数の人を呼び。盛大におこなられた。


翌朝をフルを連れて外に出て練習をしているとルーニーが来た。


今日から一緒に練習させて欲しいと言われる。どうにもルーニーはガンスから言われた言葉が気になっているらしい。


練習の終わり位に「リオンさんて何でドラゴンと仲がいいんですか? 通常ドラゴンは自分達の種族以外と仲良くならないと聞きましたが?」


「ん~? 何故と言われると難しいな。正確な事は僕もわかって無いんだよ。 きっとギル、ガンスと言った強いドラゴンが僕を大切にしてくれるから、他のドラゴンも僕をある程度は大切にしてくれていると思うよ。

でも、当然僕を嫌いなドラゴンもいる。ルーニーはそんなドラゴンに会ったことが無いだけだよ」


「そうですか」


まあ当たり前な質問だよね。普通、ドラゴンとあんな親しく話す事って無いしね。


お昼過ぎにマラリエの中央ギルドに着く。ギルドマスターのオラン マーサさん呼ぶ。


オランさんから部屋に呼ばれ5人揃って入る。


ラピスのダンジョンの経過報告をすると、せんだっての災害の渓谷について説明を求められる。


災害の渓谷で起きた事の全てを報告、黒服の人達についてAランクのパーティーに討伐と捕獲の指示が国から出たらしい。


まあ、僕達はBランクなので問題無いが。オランさんからはとっくにAランクで問題無いのにと悔しそうに言われる。


オランさんにルーニーとリーンハルのDランク昇格手続きと僕達もAランク昇格の手続きについて確認したくてたずねる。


ルーニーとリーンハルはこのまま手続きを行いDランク昇格が決まった。2人の活躍についても聞いていたようで文句なしの昇格と言われた。


僕達のAランク昇格については3人のギルドマスターからの推薦が必要でその推薦を持って首都ギルドで、昇格試験を行い認められたらAランクになるらしい。


オランさんからはダンジョンの10階層に到達できてら推薦をしてもいいと話しが出る。何でもこの国オーヂェンは他の国と比べAランクが少なく、質も悪いらしくギルドとしても困っているらしい。


「まあ、Sランクのマウンテンドラゴンを1人で倒したリオン君にAランク何て通過点でしか無いと思うけど」 そう小言を言われた。


「僕はランクに興味はありませんよ。でもリュックニーに入れないのは困ります」


「リュックニーについて新たな規約がでたわ、Sランクパーティーか、パーティー全員がAランクのパーティー以外立入禁止となった。

どうやら以前までいなかったSランクモンスターのオーガロードが1.2階の低階層に出没するらしいの、各国のギルドマスターにAランク以上のパーティーについて推薦して欲しいって連絡が有るほどよ。

正直、リオン君、アルネ、カーリには危険な事はして欲しく無いけど我々が知る人達でやりとげれる人はリオン君達だけだと思っている。

我々ギルドは優秀な冒険者を必要としています。リオン君の力を我々に貸して下さい」


オランさんか真剣な表情で頭を下げる。アルネとカーリの顔を見て

「オランさん、僕に何が出来るかわかりませんが協力させて頂きます。先ずはダンジョン10階まで制覇してからですね」


「有り難う、リオン君、地図作成は一次中断で問題無いわ、低階層についてはリーンハルとルーニーに後をお願いしようと思ってるの。2人の実力だと10階以下ならゆっくり行けると思うから」


その後リーンハルとルーニーの新しいDランクのギルドカードをもらい、リーンハルが魔法使い。ルーニーが戦士の職をえた。


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何時も応援ありがとうございます。


ファンタジー 週間で662位となりました。


パチパチパチパチ!!


ありがとうございます。低い順位はわかりますが過去最高に高い順位です。

これからも頑張ます。

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