第25話
このオーヂエンには絶対に入ってはいけないと言われる場所がある。それが災害の渓谷と魔族の森。どちらもBランク以上のモンスターの生息地域。正騎士等が表層のモンスターを退治しているがそれでもモンスターの数が多すぎて対処自体出来ない場所だ。
タンザさんと別れギルドを出るとハマイルさんの雑貨店に顔を出す。ハマイルさんが店番をしていた。
「ハマイルさん良かった。ちょっと聞きたい事があってよらせてもらいました。災害の渓谷に付いて何か聞いてはいませんか?」
「災害の渓谷なら、ある程度なら話しを聞いているよ。
僕はあまり近くを通らないけど、1度アメールのランバートを訪ねるといい。
災害の渓谷ならアメールから近いし情報も入っているだろう」
「わかりました。何時も有り難うございます」
「所でいつ出発予定かな?」
「明日の朝には出ようと思っています」
「では、明日出発前に寄ってもらえるかな?ランバートに届け物があるんだ次いで悪いがお願い出来るかな?」
「わかりました。では明日よらせて頂きます」 ハマイルさんと別れ部屋に戻る。
リーンハルとルーニーが魔力コントロールの練習をしている、アルネがその補助していた。
「ただいま、リーンハルとルーニーは頑張っているね」
「「お帰りなさい」」
「ちょっと、みんなに話しがある。集まってもらっても良いかい? 」 みんなでテイブルに集まる。
「明日から災害の渓谷に行く事にした。一旦ダンジョンの地図作成は中断します。勝手な事を言って悪いけど協力して欲しい」
「「え?」」リーンハルとルーニーが驚きのあまり固まっている。
ルーニーが「私達ここまでですか?」
「いや、一緒に来てもらう。災害の渓谷の前にアメール村に寄って情報を集める。
リーンハルとルーニーはダンジョン以外場所でモンスターなんかを倒してもらおうと思っている。
アルネとカーリは一緒に来てくれるよね?」 ちょっと心配になり聞いてみた。
「リオン、パーティーを何だと思っているの?行くに決まってるでしょう」
そうアルネに怒られたが少しほっとした。
「ごめんね、ちょっと気になる事があって勝手に決めてしまったから、怒って無いかなと思ってしまって」
さらにアルネに怒られる。
「決める時は私達に相談は欲しいけど、リオンが決めたなら私もカーリもリオンに付いて行くに決まってるでしょう」
「有り難う」 カーリが横に来て頭を撫でる。そしてそのままヘットロックされる。
「コラ、リオン。私とアルネは最後まであんたの味方何だからね。今度同じ事言ったら頭かち割るからね」
「カーリも有り難う。僕は2人に出会えて本当に幸せだよ」
カーリの力が弱まり真っ赤な顔でこっちを見る。アルネも顔を赤くして後ろ向いた。
何か変な事を言ったかな? リーンハルとルーニーが「リオンさんの破壊力凄いね。これで天然なんだから」
「そうだね。でも一緒要ると私達もこうなるのかな?」と小声で話しをしている。
本当に何か不味い事を言ったのだろうか? 今さらながらに不安になる。
良く朝、ハマイルさんを訪ねる。
雑貨店の奥に呼ばれ袋に入った槍のようなものを預かる。
アメール村のギルドマスター ランバートに渡して欲しいと言われて預かる。
「ハマイルさんミスリル製の剣はありますか?」
「ミスリル製だね有るよ。何本必要かな?」
「2本お願いします。リーンハルとルーニーに持たせようと思っています。あの2人は相当酷い物を掴まされたようなので」
「そうですか。それは我々にも問題ありますね。でもここのダンジョンなら問題何のでは?」
「2人もアメールに同行させます。少しの間、アメールで外のモンスターを体験してもらおうと思っています。
命に関わる事なのでそこも教えていきたいと思っています。それとやはり本物の武器を体感しないと自分自信が伸びないですから」
「フム、あの2人はリオン君に出会えて本当に良かった。これも運命なのですかね」
店の外に出るとハマイルが馬車をかしてくれた。荷台に幌もなく運搬ようだか有難い。
次いでにギルドまで同行するようにハマイルさん言われギルドに行く。
ギルドにつくと受付のダリアさんがいてハマイルさんと何か話しをしていた。
話しが終るとハマイルがよろしくと言って戻って行った。
ダリアさんからハマイルさんから依頼を受けたらしくリーンハルとルーニーに受けさせたいと言って来た。
話しを聞くと荷馬車の護衛E~Dランクの依頼だと言う。
護衛は当然僕達が乗る馬車だ。
リーンハルとルーニーを連れて受付に戻り話しをして2人に依頼を受けてもらう。
「何かずるしている気もするけど問題無いでしょう」とダリアさんからお墨付きを頂いた。
辺境都市を出て、街道に入った所でリーンハルとルーニーに話しかける。
「リーンハル、ルーニー」不意に声をかけられて2人は緊張した顔つきをしている。
「これを2人にあげようと思って準備した」 そういうと落ち着いた光沢の無い白のマントを2人に差し出す。
2人が喜んでマントを羽織る。
「それからこれも」取り出したのはミスリル製の剣。見た目は光沢が出ないように特別に加工を施して有る。
ルーニーが「有り難うございます? でも私達の剣もまだ使えますよ」
不思議そうに言って来た。 ルーニーの剣を借りると刃先を指でつまみ軽く曲げると“パキン”と乾いた音を立て折れてしまった。
「リーンハルとルーニーを悪く言うつもりは無いけど、君たちは相当まがい物を掴まされたようだね。
君たちの戦闘を見てすぐにわかったよ。ダンジョンだけであればこの剣でも良かったけど、この辺の森にいるモンスターになると命取りになるからね。
ちゃんとしたものを持たないとね」
リーンハルが自分のもといって軽くつまみ刃を持つとそのまま剣が折れてしまった。
2人共かなりショックを受けているらしく落ち込んでしまった。 改めてミスリル製の剣を2人に渡す。
「これは、ミスリル製の剣だよ。大切に使ってね。2人がダンジョンの地図作成を最後まで協力してくれたらその剣は2人にあげるよ」
「「有り難うございます」」リーンハルとルーニーが嬉しそうにして剣を見ていた。
「その剣は2人が持っていて問題無いけど口外しない事。
ミスリル製は高額だから狙われる可能性もあるからね、決して言わない事、わかったかな?」
「「はい」」元気な返事が帰ってきた。
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ダンジョンの中や、戦いのシーンが壊滅的に下手です。
最初は書くのを止めようかと思ったのですが、これを書かないで異世界物はと思ってしまい、ムリムリ書いて見ました。
もっと努力します。なかなか努力が見えないかもしれませんがご容赦ください。
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