第15話 森林実習③

数時間後…


さて夜になって野宿だー。

いぇーい!

俺は見張り2番目やー!

いぇーい!

1番嫌なタイミングや!

いぇーい…?

「ってことでおやすみ」





「おい… 起きろ」

「ん… おやすみ」

「おはようだ!起きろって言ってんだゴブナルド!」

ふぁーもうそんな時間ですか。

モンスターなんて出るわけないのに見張りって…

まぁしないと学校側にぶちころがされる訳ですよ。

「わーたよ。おやすみねクトゥくん」

「ああ」

つってもなぁ… やることない。

あ!レベル上がってないかな?

ステータス見よ

あとついでになんかか○は○波とか卍○とかあってくれ。


名前 :ゴブナルド・シュタイン Lv.23

種族 :ゴブリン

スキル:念話 速度極限化Lv.1 鑑定Lv.3 奪口Lv.1 望遠眼 痛覚軽減Lv.1 死睨 スキルレベルアップ 武器錬成Lv.3 薄影Lv.1 思考加速Lv.1 無詠唱化

称号 :早襲派中段者 長距離視覚 痛覚乃覇者 上級魔獣狩人 死淵遭難者 魔法熟練者

魔法 :壁生成 鉱石錬成

魔法適正:地属性

攻撃力:31

防御力:14

素早さ:40

MP :64/64

HP :39/39

スキルポイント:500


へーほー。

父親が何故早襲派にさせたのかがよく分かるステータスですな。

俺の素早さえぐいな。

あと思考加速?

…ガチのチートスキルやん!

やっとだあぁぁぁぁ!

俺にも神が… 神?

あのだめ神?

…気にしちゃ俺の負けよ。

あと無詠唱化も追加されたな。

これってスキルにも適用されんのか…?

実験の余地あり!

心の中でスキル名を唱えてみよう。

望遠眼

おっとぉ?これはこれは…

発動したあああ!

これで使うスキルバレなくなるううう!

まぁいいや。

てかこの世界どうなってるんだろうな…

なんか知りたく… ってそんな柄じゃねぇだろうが!!!

やることなくなったしさ…

秘技!1人ジャンケン!

さいしょーはぐーじゃーんけんぽーん

わー左手が勝ったー!

…鏡にお前は誰だって言いまくってるみたいだな

んーやることない。

そうだ!寝よう!

いや、寝たら学園に殺される。

だってモンスターなんて前世の夜行性の動物…

ん?夜行性?

マジカル夜行性!夜行性と言ったら狼!

狼と言ったらウルフ!ウルフと言ったら…

ハルク… ウルフ…

説明しよう!ハルクウルフとは!幼少期に倒した上級モンスターのことである!単体は弱いけど群れを作って連携してくるからね!

あはっ!フラグ建てちゃった!

「ガルウウウウ!!!」

あはっ!フラグ回収しちゃった!

そして俺の目の前にいるのはハルクウルフ…

五体か。

少なくて良かったぁ。

多い時は100匹行く時もあり普通が10匹くらいって本が言ってた。

アダマンタイトゴーレム以下幼少期の狼以上だな。

さぁてと… どうする?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る