第14話 森林実習②
うわぁ案の定よえぇ。
ボコボコやん。
…可哀想だし俺が倒してあげるか。
…ここからなら届くな。
「奪口!」
中級の通常のゴーレムの核は100体中100体後頭部にあるという。
つまり100%!
てことで後ろに奪口して〜切りつければおkk
お命いただきます。
「クトゥくん弱いねぇ」
「お、俺は弱くない!お前がおかしいだけだ!」
おほめにお預かり…
__________ドン!!!____________
「ッ!」
この足跡は絶対に上級!
「な、何だ!俺を誰だとグハッ…」
何やってんだよクトゥくんお前が勝てる相手じゃないんだよ!
いや、俺が勝てるかも分からない。
どうするどうす… えっなんで目の前に…
ってあれ?時間が遅く…
とりあえず避けなきゃ!
「奪口!」
なんだよあれ。
どうやりゃ勝てるんだよ!
しかもなんか時間遅く感じたし…
何が起こったんだ…?
今はそんなことどうでもいい!
どう勝つよ!
薄影は効かない!
なぜなら奴らは視覚情報が1割聴覚情報が1割熱情報が八割だ。
薄影は視覚情報に作用するから意味なし。
ん?なんかあのゴーレム光ったよな?
あの鎧の中身が少し…
ってやば向かってき…
「ガハッ… ァ… ぁ… おえぇ」
やばい絶対内蔵潰れた。
しかも血反吐が出てきたし…
しかも痛い!
痛覚軽減があるだろって?
あれはあくまで"軽減"だ
んまぁやつは飛ばされた方向が見えていない。
不幸中の幸いだな。
さてと… あれは上級モンスターアダマンタイトゴーレムだ。
奴らは基本的に鎧に格が内蔵されている… が。
稀に鎧の中の空洞に核があるやつもいるらしい。
ってことで確認するか。
「望遠眼」
あれは… 青い宝石… 核だ!
ならば"アレ"をしよう
「壁生成!鉱石錬成!壁生成!鉱石錬成!」
壁を岩にしてそれよりも固いものにして角度をつけぶつける!
そうすれば粉々になってゴーレムの方に行く。
まぁ数打ちゃ当たれよ。
あの鎧の隙間に1つぐらい入ってくれないかな?
祈るしかない… いや、まじで。
当たれー当たれー当たれー当たれー!
当たらなかったら冗談抜きで俺が死ぬ!
____________パキン____________
割れたのか?
あっやべ意識が…
*
ん〜っていたたたた…
おわっ横にめっちゃでかい鎧が!
…ってことは勝ったんだな。
いてててて…
うう… 冷静に考えたら内臓潰れてるって結構な重症だもんな。
えっと確かシードゥーナさんって治癒魔法得意なんだよな?
とりあえずシードゥーナさんの所へ行こう。
つってもどこにいるんだ?
あ、念話があるじゃん。
[シードゥーナさんいる?]
[あっはい。さっきクトゥルフさんが吹き飛ばされた場所にいます]
なるほど… じゃあすぐ近くやん。
「シードゥーナさんいる〜?」
んーいないか?
あっいた。
「あっはい。いますよ」
「ちょっと治癒魔法かけて欲しいんだけど」
「あっはい… ヒール!」
数分後…
んー結構治癒魔法かけてもらって回復したわぁ。
いや、まだ違和感は残ってるんだけども。
まぁこんぐらいなら大丈夫!
…だよな?
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