第5話ヤメロー!シニタクナイ!シニタクナイ!シニタクナーイ!


ということで俺は森で動物を殺す訓練を始めている。

まずは鹿からだ。

そんぐらいなら… 殺れない。

まぁゆっくりと慣れてけばいい。

慣れては行けないもののような気もするけど慣れていこう。

父親には狩りって言ってやってるから内蔵とかを傷つけては行けない。

だから狙うは頭だ。

つーか今回使うのは弓だ。

まぁ元々弓道部だったしね!うん!

…大丈夫か?

そして弓道とは全く違うことが一つ… それは的が動くってことだ。

あ!鹿発見!

ってことで弓を引く…

さぁ今だ!手を離せ!

…やっぱり離せない

覚悟ってやつが足りないのか…?

虫とかは… 小さいヤツなら殺せんのになんで動物になると殺せないんだ?


翌日…


「上級モンスターだあああ!!!!」

ん?なんだ?

「おいゴブナルド!早く避難しろ!上級モンスターが現れたんだ!」

この声で目が覚めた。

ってモンスターってやばくね?

この世界の動物とモンスターの違いを教えよう。

まぁ簡単に言うと動物に魔力は無くモンスターは魔力ありみたいな感じ。

つまりモンスターはバカ強い。

ってことで俺はさっさと避難しまーす。





さてと… もうそろモンスターも倒せ

「誰か!部隊が壊滅状態なんだ!誰か… って隊長の息子じゃないか!来てくれ!」

え?なんで?俺は動物一体も倒せない雑魚なのに…

大した役にも立てず足でまといになって死ぬだけなのに…





「ガルウウウウウ!!」

あれは… 狼?

ってめっちゃ狼の死骸あるし…

そして…

「うわあああああああ!」

…正直見たくない。

だけど、見てるだけは嫌だって思ってる自分もいる。

どっちを優先すればいいのか…

そんなこと考えていたら俺は悲しくなってきた。

死んでる人をただただ見ているだけなのかと…

ここで俺の心で何かが起きた。

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