第4話 キャアアアアアア!!!喋ったアアアアアアア!!!


さぁてと、今日も今日とて森に籠って鍛錬じゃ。

ん?あそこになんかいるんだけど…

あ、視界良くなった。

なんでだろ?ってか人間じゃん。

しかも武装してるし… やばくね?

[父さん!なんか人間いる!]

[なっ!お前は大丈夫か?!]

[うん… 遠目に見てるだけ]

とりあえず報告だけしとこ。

さてと… 腕がなるのう。

いや、まぁ平和的に解決はしたいんだけども!

なんか首脳会談的な何かであれ。

「おい!ゴブリンがいるぞ!かかれ!」

だよね〜平和的解決のへの字も知らないよね〜。

まぁ周りを見ずにただただ突進してくるだけなら対処は余裕よ!

「速度強化!」

とりあえず使って避ける!

そして後ろを取ってぶち殺す!

ってあれ?手が震えて…

「そこかああああああ!」

「ッ!!!」

やばい体切られた!

痛い痛い痛い痛い痛… くない?

なんでだ?それはともかく今は避けるのに集中だ!

[来たぞ!大丈夫か?!]

[大丈夫だと思う… 少し怪我したけど]

[そうか…]





傷はポーションを飲んだら治った。

この世界って便利だなぁ。

にしてもなんで人間に対して剣を振れなかったんだ?

いや、分かってるんだ…

分かってても怖いから出来てないんだ。

自分と同じぐらいの大きさの生き物を殺すのが怖いんだ…

そして俺は、動物を殺す鍛錬を始めた。

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