第77話 6月9、10、12日(ロックの日・AKちゃん、時の記念日・短歌、コミカライズ)
6月9日(金) ロックの日・AKちゃん
パパ、ロックって?
ロックンロール。昔、6月9日じゃなかったけど、ロックインジャパンへ行きたくて後輩が会社辞めちゃったって。
えっ? コンサート行くために会社辞めちゃったの?
自分が担当している会社の行事とロックインジャパンの日程が重なってしまって、休むと言いづらくなった彼は、会社を辞めてロックインジャパンへ行く事にしたのか。
へぇ、なんかその人ロックしてるね。
結婚出来るかどうかも心配だったけど、新しい会社へ就職して、結婚も出来て子どもさんも出来て幸せそうで、結果的には良かったんだろうって。
ここにずっと居たら結婚してなかったかもって。
何で? 給料安いから?
給料も安いし、周りも結婚していない人多いからか。
まあ、『たら』だからどうなったかは分からないね。今が幸せなんだったら良かったねMさん、お幸せに~。
ところで、パパ、帰ってからなんかニマニマしてるね。どうしたの?
会社帰りのコンビニでAKちゃんに会ったのか。
ええ? AKちゃんって近所なの?
隣の市から通ってるから珍しいなと手を振って
『どうしたと? こんなところで』
って声をかけたのか。そしたら
『私、この街に引越して来たんです』
と家の場所まで教えてくれたのか。
ええっ、AKちゃん、失敗。パパに家教えちゃダメだよ。なんでAちゃんといい、コンビニのKAちゃんといい、AKちゃんといい、パパに家まで教えちゃうんだろうね。あれ? 3人いるのにAとKだけだね。
AKちゃんちは、Aちゃんちとの方が近いけどうちとおんなじ住所だったって。KAちゃんちは150mしか離れてないけど住所違うのに、離れてるAKちゃんちは、同じ住所で田舎は境界が分かりにくくて難しいって。
パパ、AKちゃん同じ町になって嬉しい?
だから最近、同じ時間帯に会社に着く事が増えてたのかって。嬉しい。
やっぱり。
6月10日(土)時の記念日・短歌
パパ、時の記念日って?
日本で初めて時間を時計で伝えられた事を記念して作られた記念日だって。
日中も長いからパパは、色んなことをたくさんする日、時を大切にする日と思ってるって。
パパ色々やってるもんね。今日は何をしたの?
カクヨムの他の作家さんに習って短歌を応募しようよかと短歌についてざっと勉強したって。
それで『恋・想い人』20連作で、これまで好きになったことある人を想う短歌を20人分全て違う人でそれぞれ書くことを思いついたのか。
へえっ、
20人も? そんなに?
あっ、Aちゃん、AKちゃんKAちゃんたけでも3人か。足りるかな。
パパ、あたいやママもちゃんと入ってるんでしょうね?
今まで短歌は詠んだことないから出来るかなぁって。どんなのがいいかもよく分からないって。
勉強したんじゃないの?
したけど分からなかったって。
あ〜あ、時を無駄にしたのか。
あれ? 今日仕事の日じゃなかったっけ。土曜日か。
短歌、朝方まで書いて今日、20人分掲載したのか。メインは、Aちゃんを想って詠んだ
『 飛び梅の 餅を君へと 届けたい 小雨の参道 ひとり流されて 』
だって。
この前の大宰府天満宮まで梅ヶ枝餅を、買いに行った話ね。出来はどうなの?
分からない。元CAの女流作家さんに直ぐ読んでもらったけど、感想は『う〜ん?』だったって。
やっぱダメじゃん。まあ、最初の一歩と、いうことで。
結局、20人に絞りきれなかったのでまた10首ぐらい追加するって。ママもスピカも入れきれなかったって。
え〜っ、あたいは、ちゃんと書いてよ。
6月12日(月) コミカライズ
コミカライズって?
小説などを漫画化すること。
ふ〜ん。よく分からないけど、それで?
パパのフォロワーにもなってくれているカクヨム作家さんの作品がコミカライズされて書籍化されることが決まったのか。
へぇ、漫画本が出版されるってことだね。凄いね。
物書きのプロの方だけど、何故かパパのフォロワーにもなっているし、異世界転生系はあまり読まないパパが唯一読んでいた作品でキャラクターも殆ど覚えてるから思い入れあるし、とっても嬉しいって。
出版されたら買うの?
買う、買う。パパの頭の中のキャラクターとのギャップも見てみたいって。
『ギャップ』? 何言ってんだか。
パパ、異世界転生系書くの?
書かない。書けないかな? っか。
まあ、パパは、行き当たりばったりだからね。
コミカライズされる作品は
『悪役令嬢に転生した私と悪役王子に転生した俺』(秋作)
https://kakuyomu.jp/works/16816927859585335577
秋作さんごめんなさい。勝手に貼っちゃいました。ってパパが。
この際、みんなに読んでもらいましよう。
ところで、パパの作品は、書籍化されないの?
例えば、『あたいはスピちゃん』とか。
過去に『未来のマリポ』って作品が出版するところまで行ったけど、それは、自費出版で編集者が『明るいし、面白いですよ』とおだてて来るし、『上司特別推薦枠で更に値引きできます』と言ってくるし、契約書を送り返す寸前まで行ってたんだけど、止まったって。
そりゃ、出版社としては自費出版して欲しいからおだてて来るよね。なんで止まったの? お金掛かるから?
ママか。
やっぱり。
その後も他の作品で自費出版の依頼が他の出版社からも来たけど。お金ないし、時間無いし、断ったのか。
それで、今、ここ『カクヨム』にいるんだね。そしてあたいがこのうちに転がりこんでこの『あたいはスピちゃん』が始まったんだ。
パパお金ないんだから秋作さんみたいに商業出版されるよう頑張れ〜。
期待はしてないけど。
※ 各話に対応した画像を各話掲載告知近況ノートに1枚ずつ載せています。良かったらこちらも覗いてください。
https://kakuyomu.jp/users/iwatahei/news/16817330659668486223
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