my self
今まで色んなことをやってきた。
同じ年齢の人たちの中では、そこそこ経験してきた方だと思う。
目標を立て、それを実現させるための計画、人を動かす大変さ、そして成功した時の喜び。
自分の自信に繋がってきた。「俺ならできる」「こうしたからできたんだ」……結果が証明してくれた。
成功するためには、人から嫌われた。
後ろ指をさされて、罵られて、陰で笑われた。
人は出る杭を打ちたがる。光り輝く物に唾をかけたがる。
それでも、必死に「生きる」というロープに必死にしがみ付いた。
「生きる」。みんな、やっていることだ。
毎日、毎日、みんな、生きている。どんなに自信をなくしても、「死にたい」と一人呟いても、生きている。
これからも必死にくらついていこうとは思うんだが。
自分自身を貫いていこうとは思うのだが。
どうしても、陰で笑ったあの子の顔が忘れられない。
my self 醍醐潤 @Daigozyun
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます