第一章「彼女なし=年齢→彼女あり>3ヶ月?」

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第一章「彼女なし=年齢→彼女あり>3ヶ月?」


「お前の書いたあの痛い高校時代の思い出ってやつな他にろくなのが無かったせいで最優秀賞になったぞ。お疲れ。」


「先生、ちょっと待ってよ。マジで言ってるんスカ⁉」


「マジ中のマジだ。というか私が嘘を付いた事があったか?」


「嘘は付いてなくてもフザケてる事が多かったような...」


「まぁ、とにかくこれは決定事項だから諦めろ。」


こう言い退出を促されたため仕方なし退出する事になった。


これではまさしく恥さらしだ。


本当にあの先生はふざけてる。


最初にあった時はそれこそ綺麗な女性教員で当時見ていたアニメのキャラに似ているなんて思っていたけど実態はおふざけの多い変人だった。


最後の最後まで先生のおふざけのネタにされる事に腹がたった。


しかし今までに何度も繰り返したこの気持ちは正直考えるのが無駄だと思い諦める事にした。


それから数日後には課題の結果発表という形で幾つかの作品と共に貼り出された。


だが幸いな事に貼り出された物など目を通す者はなくましてや作文形式の物など誰も見たがらない為なんの被害もなかった。


おかげで先生は苦虫を噛み潰したような顔をしたのは言うまでもない。


先生のそんな顔を見られた事は十分すぎる程である為ある意味最優秀賞を取ったのは良かったと考えれる。


また数日経っても何も起こらない為からかわれる事を恐れるのを辞める事にした。


今日も結局いつもどおりに学校が終わり部活をして帰ろうとした。


自分の原付の置いてある所へ行くと誰か居た。


だが自分には関係ない。


大方隣に止めた人間が出そうとして居るに違いない。


そう考え近づいて行くとどう見てもその人物は自分の原付に座っていた。

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