第14話 ロボットの話2

 今回はロボットの動力源に関してお話できたらいいな、と思っています。


 さてさて。この話題、ドラえもんや鉄腕アトムなどでは禁句になりつつあるそうです。

 昔は原子力で良かったのですが、最近(?)の事情により伏せられることが多くなっているそうで。

 私も再度調べてみて、驚きました。


 ちなみにガンダムでは、

 原子力

 核融合炉

 重粒子の崩壊

 バッテリー

 ミノフスキーフライト航法

 などなど。

 色々な動力源が存在しています。


 これらでも十分大きな機械を動かせるのですが、

 他にも

 進行波炉しんこうはろ

 増殖炉

 アンモニア燃料電池

 燃料電池

 対消滅・対生成

 などなど。


 動力炉として使えそうなものはこんなにもあります。

 ガンダムとかでは、これが暴走したり、誘爆したりして二次的な被害を与えていたりします。

 もちろん、どれにしても面白いのですが、動力炉を考えておくと、ロボットの裏付けができていいのです。

 原子炉とかにすると、放射能の問題があったり、バッテリーだと充電が必要だったりと、色々と問題が起きます。

 こうした問題もエピソードとして扱う手もありますが、一番は半永久機関とするのもありだと思っています。

 ちなみに核分裂でエネルギーをえる原子炉、と、核融合で得られる核融合炉は同じものではありません。

 核融合なら放射線を飛ばさずにエネルギーを得られる可能性が高いです。


 ちなみに私はAnDというロボットものを書いていますが、そこでは「デルタ・ジェネレーター」という独自の動力炉を使っています。

 こうしてオリジナルのジェネレーターもありでしょう。

 先ほどのガンダムで「ミノフスキーフライト航法」というのがちょうど、ガンダム特有の動力源になっているわけです。


 色々と書いていくうちに「バッテリー」じゃ出力が低いだろう、とか。反射炉(原子力の一つ)だと放射線が、とか。燃料電池なら水素の補給が必要、とか。

 色々と欠点も見えてくるかもしれません。

 むしろその欠点を補う方法もあると思うので、悩みどころだと思います。


 ちなみにこれだけ語っていて、混乱してきた。という方もいらっしゃると思いますが、私がオススメするのは核融合炉と対消滅の二つですかね。

 核融合炉は原子一つと原子一つがぶつかり合うことで発生するエネルギーを取り出します。その際、放射能が出づらい利点もありますし、原子一個二個の話なので動力炉事態が小さく収納できます。

 対消滅は原子力の同じ質量で100倍から1000倍くらいのエネルギーを発生させています。つまりこれこそ、半永久機関なのです。ただ、反物質と物質がぶつかり合うことで生じるエネルギーなので、物質で覆われている炉で反物質を浮かせる必要があります。この辺りを突き詰めないと、目の肥えた読者を騙すことはできません。


 小説はいかに読者を騙せるか? ということも必要だと思うので、より真実味を持たせるもの必要だと思います。

 動力炉、色々とありますが、ご自身で見つけていくのが一番ですね。


 ちなみに、ガンダムのような戦争ものや、ドラえもんのような日常ものでも動力炉は重要になってくるので、どんなロボットでも決めておくのが良いでしょう。


 参考になれば幸いです。

 次回はミリタリーよりのお話でもしようかと思います。


 ではでは。

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