第8話 プロット
プロットってどこまで書きますか?
私は、
〇Aプロット
・ヒロイン1との出会い。
・部下との語らい。
・再びヒロイン1と出会う。軍人として。
・スパイと発覚。
・安酒を飲んで酩酊。同僚1。フーリエ作戦の変更を具申する。
・気晴らしに中立国へ。食べ歩き(たこ焼きやお好み焼きなど)を同僚とするため。
・そこで出会うヒロイン1。本気で恋していたのを知る。
・また戦場で。戦場で相対するヒロイン1。
・被弾し近くの島へ漂流。助けが来るまで壊れた戦車の中で一夜をともにする。敵味方として。次期作戦の内容を言う。
・両軍へ帰投する。
・最終戦闘を開始する。それは前々から上官に具申していた作戦の中止を無視した形で行われる。
・フーリエ作戦開始。
・主人公だけ、生き残る。
・帰艦。死神と恐れられる。
・再編成が行われ、即時作戦の提示と発令。第一前線へ。
・途中、敵艦に捕捉され戦闘状態に突入。
・補給艦と人員編成。
・そこでヒロイン1の乗る戦艦を落とす。
・ヒロイン1を捕虜として拿捕。
・中立国へ逃げる。
といったように書いています。これはかなり固めた方です。
他には、
〇Bプロット
・幼生ボルケーノドラゴンと対峙。
・回想>ラブコメ>伏線(ドラゴンの角)
・バトル
・仲良しになるためのラブコメ(ペンダント)
・サクラとアイザックとの対峙。
・ドラゴン親玉(敵対)
・ラブコメ(完結予定)
・エンドロール
と行った感じですね。
固まっていない方がキャラが動きやすい利点があります。最初のAプロットは「戦場は非情にて」のプロットですが、ヒロインと主人公の関係性がうまく描けていないので、エピソードを追加するかもです。
Bプロットは「王道ダブルファンタジー」という作品のプロットです。こちらはキャラの個性を出していきたいので、プロットは少しふわっとしています。
仲の悪い主人公とヒロインが喧嘩しながらドラゴンを倒したり、街の平和を守ったりする、という王道な話になります。
プロの作家になり、新作を書くときはプロットで編集者さんと話し合うことが多く、それをもとに書くのが多いらしいです。ですので、プロットを書けることにこしたことにかわりないらしいです。
プロットにこだわりすぎると、キャラが死んでしまう場合や世界観がうまく表現できない場合があります。ですので、プロットも大切に扱うべきなのでしょうね。
書いていて思ったのが、カタルシスへの誘導も必要になってくると思います。
よくありがちなプロットは、
〇Cプロット
・ヒロインと出会う。
・ヒロインと仲良くなる。
・ヒロインと喧嘩する。
・ヒロインと仲直りする。
・エンドロール。
といったように雨降って地固まる、といったラブコメが多いです。慣れないうちは、これを使って書くのがいいと思います。
パクリか……と思う人もいらっしゃるかもですが、このヒロインのあり方や世界観、キャラの個性でだいぶ違う展開になると思います。
某プロの作家に言わせると、そういったことで個性を出せばいいらしいです。テンプレな話を書けないと、応用もできない……と仰っていました。
まずはテンプレで実力をつけるのもありかもです。
プロットも色々ありますからね。
ぜひとも皆様も頑張って書いて欲しいです。
ではでは。
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