第15話 部活
昨日は少しだけ手紙に目を通したけど、終わりが見えなさすぎて寝てしまった。玲奈に手伝おうかって言われたけどやっぱり自分で読むものだと思うので、断った。だけど返事を書くのは難しいかなぁ
「おはよう、宮原」
「おはよう、金森。結構学校くるのはやいね」
「確かに俺も早いけど、北の方がおれより早いぞ、あいつは部活の朝練あるからな」
「あぁ、柔道部って朝練もあるのか」
昨日の会話で男子の誰がどの部活に入っているか聞いていたのだ、ちなみにこの学校の男子は部活に入っている人も居るけど籍だけ置いて活動してない人が殆どだそうだ。
「昨日も言ってたけど宮原はもう部活決めたのか?」
「一応、みんなから聞いたり妹からアドバイス貰ったりしたけどしっくりくるものがないんだよね」
「まぁ入らないのも全然いいと思うぜ、俺含め結構そういう人いるし、てか宮原、妹いたんだ」
「言ってなかったか、いるよ。この学校の中等部の3年に」
「まじか、宮原の妹なら美人系?」
「いや、美人っていうより活発っていうか可愛い系かも」
「そっかー、俺ひとりっ子だから兄妹って結構憧れるかも」
金森のナチュラルスマイルにつられて俺も笑顔になる。
ザワザワ ガタガタ!
ん?なんかザワザワしてる?まぁいいや
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