第7話
その日の夜にベッドで玲奈と話しているときに俺が高校に
行くことを伝えた
「え!?お兄ちゃん高校に行くの大丈夫なの?」
「心配してくれてありがと、だけど大丈夫だよ。玲奈のお兄ちゃんが
学校にも行かずに、何もしてない男ってばれたら恥ずかしいだろ?」
「お兄ちゃんが、いいならいいんだけどちょっと心配だなぁ」
「なら、俺が高校で失敗しないために、髪を切ったり必要なものを買いに行きたいんだけど付き合ってくれない?」
「デートってこと?いこ!あしたいこ!」
「わかった明日にでもいくか!」
この話をした後は一緒に行く店や、オシャレな美容室などを探して眠りについた。
☆
チチチチ……
「ん…もう朝か…」
目が覚めるととなりには、気持ちよさそうに寝ている玲奈の姿があった。
「おきて玲奈、今日はデートに行くんだろ?」
「ん~おはよ~お兄ちゃん」
「おはよ、母さんと朝ごはん食べて準備したら一緒に行こうな」
「うん!はやくいこ~」
今日の予定を楽しみにしながら玲奈と下の階に降りていくと、お母さんが
ご飯を作って待ってくれていた。
「あ!おきてきたの~二人ともおはよう、もうご飯の準備できてるから
たべていいよ」
「おはよう母さん、ありがと。たべよっか玲奈」
「うん!」
「「いただきまーす」」
ご飯を食べ終わって、先に俺の出かける準備が終わって母さんと
話しながらまっていると玲奈が少し小走りでやってきた。
「お待たせ、お兄ちゃん」
「いや、俺もさっき終わったところだから、いこっか」
「うん!」
「「いってきまーす」」
俺たちは二人で手をつなぎながらデートに出かけた。
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