第10話あ、天使ですね、知ってます。
プルルルル…
「はい、和馬どうしたの?」
「朝っぱらからごめんな。今日一緒に宿題やらねぇ?」
「一緒にやるって、、写したいだけだろ。」
「まぁ、そうとも言うが。恵太様どうか私に答えをお恵みください。恵太だけに。」
「えー、仕方ないなぁ。」
「国語と英語が終わってるじゃないか!さすがだな!」
「僕は真面目だからね。和馬も夏休み5日目で宿題に手をつけるなんて珍しい。頭でも打ったの??」
「おいおい、恵太は俺を舐めすぎじゃないか?俺だってやるときはやるんだ。」
「なるほど、じゃあ答えは見せなくても大丈夫なんだね、わかった。」
「すいません、そろそろ母さんの雷が落ちそうなんですお願いします見せてください。」
「まぁ、そんなとこだと思ってたけど。」
ここ最近まともに長期休みの宿題を1人でできてないけど本当に大丈夫なのかな?
いざ受験生になった時困りそうだけど、、
そうそうに泣きついてきそうだな。
「そうだ恵太、[錬金]の調子はどうだ?」
「あぁ、、初心者ポーションができたよー。」
「何?!もうそんなのが作れるのか。すごいじゃないか。悪いがまだ練習ポーションすら作れていないと思ってたわ。」
「練習ポーション作ってたら薬々リーフの濃度が濃すぎて初心者ポーションになったんだよ。」
「は?初心者ポーションと練習ポーションって材料違ったよな?」
「へ?できたけど…。」
「うーん、レシピが全てってわけじゃないんかなー。ちなみに初心者ポーションには練習ポーションの材料にプラス、モフラビィの角が必要なんだよ。これが素早くて狩りにくいから初心者ポーションを量産するのが難しいんだ。こういうことも[錬金]が死にスキルって言われてる原因の1つだな。」
「なるほど、そうだったんだ。僕、作ってみてわかったんだけどただレシピ通りに作るんじゃなくて少しでも工夫して作ったらいいものができるんだよ。今回、僕が初心者ポーションを作れたのはまぐれだけど、それ以外にたくさん工夫してみたからね。」
他の人もきっと色々工夫していたと思うけどそれを超えて死にスキルって呼ばれてたんだと思う。
僕が初心者ポーションを作れたのは本当に僕の工夫がたまたま正解に近かったからかもしれないな。
「なるほど、運営が[錬金]の死に具合を仕様だって言ったのはそのせいなのかも…このことを掲示板に書いてもいいか?」
「うん、いいよー。別に独占したいわけでもないし、これで[錬金]が死にスキルって言われなくなったら嬉しいし。」
「わかった。さっそく帰って書き込んでくるよ。宿題写させてくれてありがとうな。」
「はーい。またねー。」
【集え!】錬金術師スレ1【ドM共ぉぉ】
1:ここは【錬金】についての攻略情報を載せたりするスレです。
次のスレは>>900がたてること。
2:名無しの錬金術師
>>1乙っす。
汚水とお友達になれそう。
3:名無しの錬金術師
>>1乙あり。
>>2涙拭けよ。("´-`)っ□
ちな、俺も汚水と友達w
3:名無しの錬金術師
>>1乙
お前ら水に薬々リーフ入れて混ぜただろ
4:名無しの錬金術師
>>3なんでわかったし!
…もしや、エスパー?
5:名無しの錬金術師
>>3
もしや…練習ポーションとお友達だったりしないよな。信じてたよ。
…作り方をご教授ください…。
6:名無しの錬金術師
>>3練習ポーションと知り合いとか強すぎw
…教えろください…。
7:名無しの錬金術師
>>6ww
笑ったわww教えろください。
8:名無しの錬金術師
>>7お前も知りたいんかいw
あ、もちろん俺もな!
9:名無しの錬金術師(3です)
落ち着け、お前らww
とりあえず練習ポーションの作り方な。
1、水に薬々リーフをつける。
2、3日放置(アイテムボックスに入れてはいけない。)
※絶対混ぜるな、危険。
が作り方だな。
くそめんどくせぇ。
10:名無しの錬金術師
たしかにめんどくさい。
てか、まぜるな危険って…。
11:名無しの錬金術師
混ぜたらダメとか誰がわかるんだよ…。
普通混ぜるだろ。
12:名無しの錬金術師
運営の罠にまんまとハマったってわけか。
チクセウ!!
13:名無しの錬金術師
錬金セットに混ぜる棒が入ってなかったのはヒントだったのか…。
木の棒て混ぜたわw
14:名無しの錬金術師
木の棒で混ぜるよなww
15:名無しの錬金術師
最高の木の棒を求めて彷徨ってるw←
16:名無しの錬金術師
>>15
お前俺か?!
17:名無しの錬金術師
>>15
いやいや、俺だわ。
18:名無しの錬金術師
>>15
お前らww
あ、俺もか。
*
*
*
254:名無しの錬金術師
親友がすごい発見をした。
255:名無しの錬金術師
>>254
なんだ!?Σ(・□・;)
混ぜてもよくなったのか?!
256:名無しの錬金術師
>>254
木の棒を使いたいんだよぉ!!
257:名無しの錬金術師
まぁ、落ち着け。
結論で言えば、混ぜられる。
もち、木の棒な。
258:名無しの錬金術師
うぉおぉぉおおおおおおおぉぉぉ!
259:名無しの錬金術師
よっしゃぁぁぁああああああ!
*
*
300:名無しの錬金術師
皆の者、喜ぶのはこれくらいにしてそろそろきこうではないか。
301:名無しの錬金術師
それもそうだな。
聞かないと何も始まらねぇ。
302:名無しの錬金術師
もういいのか?
じゃあ説明するぞ。
まずはじめに注意だ、これは練習ポーションの作り方ではない。
初心者ポーションの作り方だ。
303:名無しの錬金術師
な、なにぃぃぃ!
初心者ポーションだとぅ!あのめんどくさい材料の。
304:名無しの錬金術師
驚くのも無理はない。本人も練習ポーションを作っていたつもりができたらしいからな。
305:名無しの錬金術師
練習ポーションを作っていたつもりということは、角はいらない…??
306:名無しの錬金術師
そういうことだ。
作り方は?レシピ通りでなく工夫することが大切らしいからな、まずは簡単に説明させてもらう。
薬々リーフと水の量を調整すればいいらしい、薬々リーフを多めに入れて煮込んだら、煮汁が初心者ポーションだったそうだ。
307:名無しの錬金術師
な、なるほど。
効果は大体一緒だもんな。
308:名無しの錬金術師
この発見は錬金に革命をおこすんじゃないか?
309:名無しの錬金術師
歴史的大発見だな!
310:名無しの錬金術師
あ、すまねぇ。
追記させてくれ。
この作り方のポーションは濃い青汁味だったらしい。
311:名無しの錬金術師
えっ…。
312:名無しの錬金術師
おいおい、落ち着け。
313:名無しの錬金術師
見間違いじゃなければ濃い青汁味って書いてるんだが?
314:名無しの錬金術師
青汁味ではなく濃い青汁味…。毒じゃねぇーか!
315:名無しの錬金術師
初心者ポーションで濃い青汁味…。
初級ポーションでは????
316:名無しの錬金術師
あっ(察し)
317:名無しの錬金術師
煮汁ポーション薄めるとか無理なんかな?
318:名無しの錬金術師
>>317効果が薄くならないか?
319:名無しの錬金術師
まだまだ練習ポーションの回復量で足りるから、時間稼ぎには使えるかも?
320:名無しの錬金術師
とりあえず木の棒が使えたら良き。
321:名無しの錬金術師
>>320
それな。
322:名無しの錬金術師
>>320
まじそれな。木の棒使えるレシピ見つけてくれただけで>>310とその親友さんはリスペクトするわ。
全力でな!
323:名無しの錬金術師
>>321>>322
お前ら木の棒好きすぎなww
>>310さんの親友さん超あざーっす!
324:名無しの錬金術師
>>323ww
とりあえず貴重なレシピの開示あざっす!
普通のやつだったら独占してるくらいの重大な発見だしな。
325:名無しの錬金術師(310です)
>>324
本人曰く[錬金]が死にスキルって言われなくなる方が嬉しいらしい。にこにこしながら言ってたから心からの本心だと思う。
326:名無しの錬金術師
あ、控えめにいっても天使だったんですね。わかりました。はい。
ありがとう、親友さん!!!!!
327:名無しの錬金術師
>>326にわかりみしかない!!
あー親友さんは天使だったのかー。
なるほどな。全部理解した。
328:名無しの錬金術師
本当に天使だ。
信仰しようっと。
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