第8話商業ギルド
スライムとの初戦闘のあとしばらくスライムをドルにぃと狩っていた。
成果は
ブルーゼリー×20
スライムゼラチン(青)×8
初戦闘の時のようにスライムゴーグルは出なかったけど、新しくスライムゼラチン(青)というものが出た。
スライムゼラチン(青)
・スライム由来のゼラチン。
とても毒々しい青さだが毒は含まれていない。
食用可
[料理]を持っていたら何か作れるのかもしれないな。
いつかは[料理]もしてみたいなー!
「スライムはこんなもんでいいか?ある程度倒したら弓も慣れてきただろうしな!」
「うん!ありがとう、ドルにぃ!」
存分にスライムを倒した後らドルにぃとセーフティーゾーンまで戻ってから解散した。
セーフティーゾーンといえば{練習ポーション}の材料が集まってるんだった。
よし、やってみるか!
結果、錬金セットがなかったせいで作れなかった。
いやいや、そんなのがいるなんてしらなかったな!
うーん、取り敢えず町に戻ろうかな、てか、戻らないと作れないし…錬金セットを手に入れないと!
早速、ドルにぃに連絡してどこで錬金セットが手に入るのか聞いてみた、
「あー持ってなかったのか。
なら生産ギルドか商業ギルドに行くといい。
町の雑貨屋にも置いてあるが場所がわかりにくいからな。
俺としては商業ギルドに行って登録もついでにするといいと思う。
生産中心のプレイなら露店を開けた方がいいからな。」
だそうだ。
ということで今、僕は商業ギルドに来ています。
「いらっしゃいませ。初めてのご利用ですか?」
「はい、初めてです。登録お願いします。」
「かしこまりました。ではまず商業ギルドについてご説明させていただきます。
商業ギルド登録により、主に2つのことが可能となります。
1つめはギルド銀行の利用です。デスペナルティによる破産防止やPKによる金品強奪の防止のためです。大金を得た場合は利用なさることをお勧めします。」
なるほど、ここではお金がゴールドっていうのか。それにデスペナルティにPKって言ったらプレイヤーキラーのことだよね。
気をつけないと!
「そして2つめが、店舗の設置許可証の発行です。
これを持たず店舗を開いた場合、処罰対象となります。」
処罰されちゃうんだ、ドルにぃが教えておいてくれてよかった。
勝手に露店を開くところだった。
「ちなみにケイさんの商業ギルドレベルはまだ1となっております。ですので設置許可証も露店だけとなっております。
商業ギルドレベルは物品の納入や、クエストなどであげることが可能です。」
ふむふむ、なるほど。まぁはじめたばかりだし露店ぐらいがちょうどいいだろう。
「これにて説明を終わらせていただきます。他にご質問などはございませんか?」
「あ、錬金セットってどこで売っていますか?」
危ない危ない、本来の目的を忘れるところだった。
「それでしたら向かって右手にある。売店にてお買い求めください。」
「ありがとうございます!もう大丈夫です!」
「かしこまりました。では、良いMGライフを。」
ケイは初心者錬金セットを手にいれた!
むふふーっ準備万端!
錬金セットはまだ初心者錬金セットしか買えないんだって、商業ギルドレベルを上げるともっと高度なものが買えるらしい。
でも僕にはこれで十分!
消耗品じゃなくて何回でも使えるらしいから、500Gもしたけどあんまり気にならないな。
ちなみに露店用のシートも売店に売っていてこっちは600Gで初心者錬金セットよりも高かったんだけど露店を開きたかったので買ったんだ。
これで持ち金残り400G!少し心もとない所持金額だよね…
お金を稼がないといけないな!
ってことは置いておいて、先に今の目的だった練習ポーション作りだ。
たくさん練習ポーションが作れたらそれを売ってお金にしてもいいかもしれない。名案!
よーし、これで準備万端、さっそく{練習ポーション}を作ってみよう!
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