第四夜 あとがき

現実世界のリアル恋人と別れる夢だった。自分の「別れましょう」で辛そうに崩れた顔とか、無言でしばらく背中を向けられる感じとかが、自分も辛いのにそれを隠したんだなあ。これ実際にありそうだなあ。と思って、目が覚めそうになる夢と現の狭間にいるときに辛くなってツーと涙が流れていった。いや、実際に別れを告げたとして、一旦なんで?って聞かれそうだから、少し現実的ではないけども。


目を覚ました現実の世界で冷静に考えたら、「実際の恋人と別れる夢を見て辛くて泣く」ってめちゃくちゃ可愛い人じゃんって思って、ちょっと笑ってしまった。しかも、内容を忘れないうちに書き残そうとしてダダダッと書いてるときに、また思い出して泣いちゃうし。可愛いかよ。自分の中で自分への好感度が上がってしまった。


夢で感じるリアルな肉体の感触って、あれはどうして起こるんだろうか。思い込みなのか、実際に現実世界では他のものを触れているのが反映されているのか。無限に体が落ちていく感覚も不思議。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る