第2話 聖剣と天使使い
新宿駅方面、このコンビニにアイスとコーヒーを比べる一人の天使、この横に両手剣を背負う修道女が一名。
修道女
「天使様、戦闘が始まってます」
天使
「ええ、ですが、アイスとコーヒー、この味を楽しまない理由はありません」
店員は悩んだ末に、通報は控えた。
第二のフルムーンと第一のフルムーン配下以下、また第二のフルムーンの味方した鴉1匹。
火炎の魔人が放つ火炎、操る発火、奪う生命力、焼き尽くす業火と燃える死体と炭化した灰。
吸血鬼達の思念力場、また再生、また怪力を粉砕した火炎の魔人、また鴉1匹は冷静に小銃に支援。
東京都の集まる第一のフルムーン配下以下、この敵討ちも兼ねた。
修道女
「天使様、もう新宿駅に戦闘発生です」
天使
「な、成る程、このアイスとコーヒーが終わりですか」
片付けて出る、修道女は背中の両手剣を引き抜く、天使は詠唱、この力を振るう。
天使に召喚された勇気の精霊ヴァルキリー、このバトルソングを歌う。
天使
「第二のフルムーンは火炎の魔人ですか、熱い季節に、なんと非道な」
修道女
「恐らく発火能力です」
天使
「まあ、対火炎防壁でも」
詠唱、発動。
戦場、この主に似た火炎の魔人、この友の鴉1匹は判断の先に、この天使と精霊と修道女を眺めた。
第二のフルムーン
「貴様らはなんだ?」
天使
「えーと、私はアルテミス神に支える第九位の天使、名前はソルビアンカ、こちらの修道女は聖剣を許された聖騎士でもある碇山秋」
秋
「よろしく」
第二のフルムーン
「第二の始祖、金城悠司」
鴉1匹
「友の厳島雄介」
ソルビアンカ
「まず、第二の始祖の目的はいかに?」
悠司
「俺はシャングリ・ラにいく」
ソルビアンカ
「シャングリ・ラとは、確か理想郷、また楽園でしたね?」
悠司
「そうだ」
ソルビアンカ
「成る程、他は?」
悠司
「ない」
ソルビアンカ
「まるで、第一の始祖から、火炎の魔人が産まれたのに、目指した先は理想郷、または楽園とは、いささかわからないな」
秋
「えーと、聖システィーナ教会修道女見習い碇山秋、この聖剣デモズスレイヤーを通した抹殺します」
雄介
「まて、天使ソルビアンカと友の会話は終わってない」
秋
「はい、わかりました」
ソルビアンカ
「血気盛んですね、まあシャングリ・ラ行きのお手伝いといきましょう」
秋
「はい?」
ソルビアンカ
「なんせシャングリ・ラですからね、悪いとは言えません」
秋
「天使様、相手は吸血鬼ですよ、血も涙もない下道のヴァンパイアですよ!」
ソルビアンカ
「貴女は血気盛んですね、第二の始祖はシャングリ・ラにいけば、争いは避けられた、また闘いに先は見えた、なら抹殺は不必要です」
この凹凸コンビを眺めた沢山の人々、戦闘中に呆然とする吸血鬼達、警察官達は避難を誘導再開、機動隊は多数派を攻撃、この支援に自衛隊の空挺が降下、この展開中に天使が力に支援。
警察官
「警察手帳は要らないな?」
ソルビアンカ
「まあまあ、シャングリ・ラを進むそうです」
警察官
「シャングリ・ラ、理想郷、または楽園、吸血鬼だよな?」
ソルビアンカ
「しかし、ご友人は少年兵です」
警察官
「あ、義務教育内なら中等部かな」
ソルビアンカ
「シャングリ・ラに近いでは?」
警察官
「確かに」
この第二の始祖はシャングリ・ラを目指す、この方向性に警察官から上司の刑事、この上司とあがり、警視総監が判断、第二の始祖以下に力を化す事に一致した。
吸血鬼達の武装集団、このぶつかる時、在日米軍の部隊も展開、交戦にはいる。
機動隊、自衛隊を投入、このぶつかる中に在日米軍の部隊も支援に入る。
交戦、この思念力場を操る吸血鬼達の力を天使が弱体化、また勇気の精霊のバトルソングが勇気を与えた。
聖剣デモズスレイヤーを操る修道女見習いは、この力を解放、一斉に烈火に焼き払う。
第一のフルムーン配下以下は危険性が高い、第二のフルムーンはシャングリ・ラを目指す少年、友人は少年兵、全くの危険性が薄い。
一気に討伐を進める日本、アメリカ、この関係先は騒ぎとなる。
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