第3話 吸血鬼大戦の夜明け
明け方、吸血鬼達の力の弱体化、この一気に討伐を加速した日本。
火炎の魔人、少年兵、天使、聖騎士、この力は他を覆す奇跡に似た。
担当警察官
「夜明けだ、少年二人、天使一名、少女一名、まあ警視総監の判断で、東京都のマンションと、学校と、シャングリ・ラだから、仕事もこなしたら早いしな、軽いアルバイトも追加かな」
この警察が保護の形、この住むマンション、また適当な学校、またアルバイトも追加。
翌朝、登校の中、担当警察官は相方の婦警と警備、また在日米軍、自衛隊関係者も警察に参加。
被害が甚大な第一のフルムーン配下以下は駆逐、だが被害は皆無な第二のフルムーンは保護。
学校の中、朝から大変な第二の始祖、少年兵、天使、修道女見習い、この担任は困った。
学校は私立の中高一貫校、また来年度から大学付属、また再来年に大学院が追加。
問題はない私立の中高一貫校、生徒達は説明する担当警察官、また相方の婦警を眺めた。
天使ソルビアンカ、修道女見習い碇山秋、第二の始祖の金城悠司、この友人の少年兵の厳島雄介。
目指す方向にシャングリ・ラ、理想郷、楽園、だが私立の中高一貫校は変わらない暮らし、このシャングリ・ラに似た暮らし、また第二の始祖は未成年、在学中は正に楽園と言えた。
教室内に生徒達は天使、修道女見習い、始祖、少年兵、この担任は説明する中に疑問点しかない。
授業中、第二の始祖を付け狙う第一の始祖側の武装吸血鬼達を駆逐する猛攻もあり、全く被害がない第二の始祖は歓迎に近い。
健康診断、この始祖の健康、この力に関した扱いは、発火能力に特化した為に熱に対した耐性が高い、また体温の低下が緩い、この特殊な始祖でもあり、医者は天使に聞きながら進めた。
始祖の力にある怪力、また再生、思念力場、他の力もあるも、幼い始祖はあまり使えない。
性格は真面目、他に堅物、また現代では少数に位置した戦場帰りの帰還兵でもある。
学食、天使ソルビアンカは焼き肉定食とアイスとコーヒーとチョコケーキセット。
修道女見習いは迷った末にパスタセット、金城悠司は食券を買う自動販売機を眺め、数分後にカレーライスを買う、厳島雄介は迷わない早さにハヤシライスを買う。
学校の中、この一団を眺めた生徒達、この食事中に話しもない、笑いもない、笑顔もない、一切の会話もない4人。
金城悠司
「食事の後はどうするんだ?」
厳島雄介
「うーん。予定はない、だから自由時間だな」
金城悠司
「なら図書室に新しいライトノベルがないか」
厳島雄介
「相変わらず文庫好きだな、読むと眠くなるんだよな」
食事の後は図書室、文庫好きな金城悠司は新刊を読む。
天使ソルビアンカは辞典を読む、碇山秋は本を探す。
厳島雄介は昼寝。
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