第8話 酒と涙と男と女

 前にも言ったけど、未成年なのに酒の話メインは如何なもんかと思いますが。

 まあ、あの頃の現実の1つとして勘弁して下さい。

 日本には悪習があり、『働いてるんだから1人前だ』とか、『働いている人は酒を飲んで当然』とか、ちょっと危険な思考があります。

 つまり、今なら大問題だな、未成年に飲ませる馬鹿がいたわけですよ、結構。

 初めての飲み会にのぼせ上り、風物詩としての急性アルコール中毒が爆誕します。

 最後まで面倒見れないなら、調子づかせて飲ますな、ジジイ。

 結局教務に押し付けられて、場合によっては病院搬送、1泊入院となるわけです。

 あ、参考までに。

 自力で搬送までしてくれた上司共もいますよ、もちろん。

 15、6の子をアル中にする善悪はともかく。

 早めに大人の世界に入ること。

 その功罪をどう思えばいいのか…

 そういう環境で育つから、若気の至りも相まって酒の失敗談は限りないです。

 第2話の池に飛び込んだ子。披露宴でまで言われてた。同僚が寮内の風呂場に付き添って洗ったが、かなり生臭かったそうだ。池の鯉とは仲良くなるな。肝に銘じて生きてほしい。

 この子は20歳過ぎていたが、ベロベロに酔って帰ってきて足腰立たない状態となった。荷物を運ぶ台車に乗せられ、仲間達に運ばれていった。1か月くらい『トロ子』と呼ばれた。荷物を運ぶトロだからね。

 酔った彼氏に殴られて、鼻の骨を折った子もいたな。

 酒は飲んでも飲まれるな。

 私自身若い頃はやらかしたから、偉そうなことは言えないが…

 気を付けましょう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る