第3話

 神の塔の中は、うっすらと灯り、登りの螺旋階段になっていた。

 ジークはひたすら、上へと登る。


 一体どれくらいの時間、登っていただろう。時間の感覚が分からない。だが、ようやく終わりが見えて来た。光が差すのが、見えたのだ。

「ようやく終わりか?」

 ジークは、光の差す所へ吸い込まれて行った。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る