第43話 〝世界平和〟と書いて〝嫌がらせ〟と読む。


皆さん、深夜です。

こんばんは。

ルークです。


焼き討ちにあった次の日から移動を開始し………6日目、隣国首都目前に到着しました。

いやぁ〜早い早い。

様が貸してくれた〝トレント〟に乗って………〝常夜の森〟を突っ切りました。

普通じゃできない体験に心が踊りました。

僕の横ではドラゴさんさんが歓声を上げっぱなし……はははは。


オーカ様は、まだ王国でやることがあるとかで別行動中。

さてさて、色々溜まった鬱憤を晴らす前に………


せ〜の〜 ステータス!!


=========================

名前:ルーク

年齢:12歳

MP: 10/70

状態:健康

称号:ドラゴの保護対象者

スキル:マンドラゴラ Lv.7(465/640)

    ▶︎マンドラゴラ耐性 Lv.MAX

    ▶︎MPを5使用してマンドラゴラ召喚

     ★レベルアップボーナス MP 50%減(上限値)

    ▶︎ドラゴさんのマンドラゴラ収納(368/640)

     ★50株収納ボーナス:擬人化

    ▶︎マンドラゴラ砲(威力368/640)

     ★(↑)300株収納ボーナス:威力3%上昇

==========================


〝マンドラゴラ砲〟威力上昇率が3%にあがりました。

前回より、収納数が100は多いのに………さらに威力上昇率プラス1%………。


隣国の皆さんには……悪夢を見せてあげれそうだ。


っと、言うことで………今回の〝嫌がらせ〟について……。

計画名は、『世界平和のために邪魔そうな国は潰そう計画』………長い………略しまして『嫌がらせ第2弾』です。

略してない………? 異議は認めません!


内容は簡単です………首都を囲っている防壁を〝マンドラゴラ砲〟で破壊。

その後、マンドラゴラさん達を使って、〝常夜の森〟から魔物、魔獣を追い立てる。

それを数日続けた後、首都に侵入して居城を破壊………その後、即逃走………うん……めっちゃ簡単………。


よし……そろそろ行きますか………。

準備はいいですか……ドラゴさん?  


「ぬぅぼ⤴︎⤴︎」


………やる気があるのはいいですが………ネコ車から出てください………。


「ぬぼぉ!!」


抗議しても駄目です……今回はトレントさんに乗っていくので……抱っこ紐です。


「ぬぅぼぉ⤵︎⤵︎」


そんな目をしても駄目です………こ、こら! 暴れない!!



ネコ車に埋もれるドラゴさんを無理やり引っこ抜き………抱っこ紐に座らせようとするが………暴れる暴れる………。

なんとか抱っこ紐に座らせる………これはこれで気に入ったのか……僕の身体に抱きついてくる。



はぁ………はぁ……無駄な体力をつかっt………はよ出発? はい………。

トレントさん………お願いします。



トレントさんが手皿を差し伸べて来るので乗ると………ゆっくりと歩いてもらい………〝常夜の森〟と防壁との中間くらいまで進んでもらう。

夜遅いこともあり………監視はゆるゆるみたいだ。



では、ドラゴ先生! お願いします!!


「すぅ〜〜〜〜〜」


1、2、3!!!


「ぬぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」

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