第39話 Boy Meets Girl. ………やっぱり、襲撃です。


こんにちは………ルークです。


昨晩は……あの後、すぐに近衛兵が来てさんを連行していきました。

朝になり……改めて事情聴取をされている時に聞いた話だと……自死したそうです。

既に真相は闇の中だが……多分、隣国の刺客だと推測されました。


………。

…………。

……………うん。完全にこの前の戦場で、僕が活躍した情報が隣国に上がっているよね………。


懐柔ではなく……即暗殺とは……物騒で怖い……。

一通りの経緯を話して、事情聴取は終了。

本当は………この後に国王との面会が予定されていたのだが……急遽、隣国の使節が来たそうだ。



なので……王都をぶらつくことにしたのだが……なんと護衛を2人も付けてくれた……。

農民風の格好に………左腕には幼女を……右肩にはスコップを担いでいる………。

そんな少年が……金ピカ鎧を着た2人が護衛……うん…。 目立つね……はは!



「ぬぅ〜ぼぉ〜⤴︎⤴︎」



良かったね……って、うるさいわい!!


▼▼▼


とりあえず……冒険者ギルドへ向かう。

ブラブラと歩いていると………



「きゃぁ!!」



短い悲鳴……そちらを見ると……少女が転けて、箱と中身をぶち撒ける瞬間だった。

箱から拳大の黒い塊が四散し……



あっ………これ……完全に僕に当たるコースd………


「ぬぼぉ!!」



ドラゴさんの短い雄叫びで………黒い塊が勢いを無くして落下する……こ、こんな事できたのね………。


ドラゴさん……有能すぎ……ありがとうございます。

とりあえず………大丈夫ですか?


転けた少女に手を貸して立たせてあげる。

小綺麗に纏まった服装……さすが王都。

可愛らしい少女だ。 ………ちょっとタイプかも……。


ありがとう? ………気にしないで! 僕、紳士ですから!

散らばった物を集めましょう!!


散らばった黒い塊を集める為に……一つを持ち上げようt………重たっ!!

これ……当たってたら……僕死んでた!!

無事で良かった? ………まぁ、そうだけど……よく箱いっぱいのこれを運んでましたね……あの……目が泳いでますけど……気のせい? そうですか………?


なんとか荷物を纏める………少女はお礼を言いながら、その箱をひょいと持ち上げ去っていく……。


すごい怪力………スキルか何かかな……?

それにしても可愛かったな〜。 また……会えたらいいな〜。


………。

…………。

……………って、思っていた時もありました。


冒険者ギルドが見え始め、そろそろ到着しそうな時………


「きゃぁ!!」


先程と同じ声が聞こえ………先程の少女が目の前で転ぶ………倍の数の箱と中身を……ぶち撒けながら………。


………今度は大量の剣やナイフの刃物類………。

今回も僕に直撃コース………はぁ………ドラゴ先生………お願いします。



「ぬぅぼぉ⤵︎⤵︎」



やる気のないドラゴさんの雄叫びで………飛んでくる大量刃物類が弾かれる……。

弾かれた先には………少女が……


〝キン!〟〝キン!!〟〝キン!!!〟


何処からともなく出した剣で………全てを弾く………。


………。

…………。

……………すごいっすね? ただの街娘には見えない………。


………。

…………。

……………あっ! 逃げた!!


うん……薄々は気づいてたよ……昨晩と同じ……刺客だったんだね……。


僕の純情を返せ!!



***********

《番宣》


「ぬぅぼ! ぬぅ〜ぼ!! ぬぅ〜ぼぉ〜⤴︎⤴︎」


………って、何先に始めてるんですか?


「ぬぅ〜ぼぉ〜♫」


はい。そうですね。PV増えて僕も嬉しいですね……。

皆さん、本当にありがとうございます


「ぬぅぼぉ⤴︎⤴︎」


今後もよろしくお願いします? はい。その通りです!

あっ、★も……待ってます。

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