第34話 現状確認しました。


うぷっ………ど……どう……うぷっ……どうも………

る………ルークです………エロエロエロ………


馬車に酔っても………ろくに休みを貰えず………走り続けること6日。

ついに………隣国との国境戦場に到着しました。

休む暇もくれず………指揮官が滞在している天幕へ………。



「ぬぅぼぉ〜♫」


うん………あっ、はいはい抱っこね………。


服を引っ張られ下を見ると、ドラゴさんが両手を伸ばしていた。

流石に………今回はネコ車は持ってきていない。

オヤツとドリンクの肥料は………宿泊で泊まった村や町で入手できた………お陰でドラゴさんの機嫌はまずまずだ。


天幕の中に入ると………机を囲んで色々な人が座ってる。

中心に居るのが指揮官………顔中傷だらけの老人………正直、怖い……。



(以下、実際には厳かに………面会しています。)


どーも! ルークです。 あっ、こっちはドラゴさんです!


「ぬぼぉ〜⤴︎⤴︎」


「おぉ!! よう来た! よう来た! 待っておったぞ!! わし、辺境伯! 今回のトップだ!」



(再度……記載します。実際にはお互い敬い合った厳かな面会です。)


「早速だが、〝マンドラゴラ〟をばら撒いてくれ!!」


えぇ………馬車移動……疲れたので明日でも良いです?


「ぬぅ〜ぼぉ〜⤵︎⤵︎」


「おぉ! それは気が効かなくて……すまんすまん!! 明日でいいぞ! 今日はゆっくりしてくれ………何もないがな! ガハハハハハハ!!」


………。

…………。

……………ふぅ……やっと面会が終わった……緊張した……。


お忘れかもしれないけど………僕、ただの村民の息子だからね………。


でも、色々と教えてもらえた………。

隣国との小競り合いは………3回程………負傷者は出たが、幸いに死者は出ていないそうだ。

また、街の方だが………二日酔いフィッシュドラゴンは、無事に討伐されたそうだ………うん。良かった。



案内されて、充てがわれた天幕に着く………ドラゴさんと二人で使っていいんだて………めっちゃ高待遇。

寝床に座り………


せ〜の〜 ステータス!


===========================

名前:ルーク

年齢:12歳

MP: 60/60

状態:健康

称号:ドラゴの保護対象者

スキル:マンドラゴラ Lv.6(261/320)

    ▶︎マンドラゴラ耐性 Lv.MAX

    ▶︎MPを5使用してマンドラゴラ召喚

     ★レベルアップボーナス MP 50%減(上限値)

    ▶︎ドラゴさんのマンドラゴラ収納(206/320)

     ★50株収納ボーナス:擬人化

    ▶︎マンドラゴラ砲(威力206/320)

     ★200株収納ボーナス:威力2%上昇

==========================


移動中は………乗り物酔いで、なかなかステータスを確認できなかったので改めて確認………。

うん。収納数が200株超えた………。

収納ボーナスで〝マンドラゴラ砲〟の威力が2%上がったらしいけど………よくわからない………。

今回、どっかで………全力の〝マンドラゴラ砲〟撃ってもらうとするか………相手には悪いけど………攻めてきたのが悪いんだし………うん。そうしよう。


ステータスも確認したし、作戦でも考えよう。

今回はどうしようかな………ただ、ばら撒いておくのも芸がないよね………。

新しい活用法………


………。

…………あっ! いいこと思いついた!!


ぐふふふふふふ。

明日、早速辺境伯に確認しよう!


待ってろ! 隣国軍!!

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