第32話 知らずに…………フラグを立ててしまった………。


がりがり………もぐもぐ………ごっくん。

ぐびぐび………ごくごく………ぷはー。


「ぬぅ〜ぼぉ〜⤴︎⤴︎」


こんばんは。

ルークです。


家に帰ってきました………。

いやぁ………すごい視線をいただきました………。

以前から、よく見られていましたが……今までで一番でした。


家に着くとすぐに………冒頭のとおりに………。

ドラゴさんが粒状の肥料をつまみに、液状の肥料を一杯始めました………。

そうやって摂取するんだ……。

何処のおっさんだよ………なんでもないですよ〜。 続けてください………。


さて、僕は僕で今日の分の召喚を行ったところ………スキルレベルがアップしました。

まぁ………こんな感じです。


せ〜の〜 ステータス!!


===========================

名前:ルーク

年齢:12歳

MP: 60/60

状態:健康

称号:ドラゴの保護対象者

スキル:マンドラゴラ Lv.6(161/320)

    ▶︎マンドラゴラ耐性 Lv.MAX

    ▶︎MPを5使用してマンドラゴラ召喚

     ★レベルアップボーナス MP 50%減(上限値)

    ▶︎ドラゴさんのマンドラゴラ収納(106/320)

     ★50株収納ボーナス:擬人化

    ▶︎マンドラゴラ砲(威力106/320)

     ★100株収納ボーナス:威力1%上昇

==========================


スキルレベルがアップしました。

お陰でレベルアップボーナスが上限値に達しました。

1日で最高12株召喚できるけど……MPが0になるから……余裕を見て1日10株の召喚にしよう。


それにしても………収納されたマンドラゴラ………総勢161株………。

半端ない数になってきた。

金貨にすると………805枚(¥80,500,000)………売らないけど………その前に値崩れするか………はは。


それにしても……前回の魔物、魔獣の襲撃時にわかったけど………マンドラゴラさん達有能すぎる………。

トラップとして使ったけど………あまりに一方的になってしまった………いいことだったんだけどね。

うまく使えば……一国でも相手にできそう………いやいや……国なんて相手にしたくない……下手なことを言うのはやめよう………。



「ぬぼぉ〜〜〜♫」



ドラゴさんが………ご機嫌に肥料を摂取し続けている。

本当に幸せそうだ………それを見て僕は考えるのを止め、付き合うことにした。


この時の僕は………『フラグが立つ』、『フラグを立てる』

と言う言葉を知らなかった…………不吉なことを考えるんじゃなかったのだった………。

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