ネット小説で純文学を書くやつ
はっきり言って、これが1番徒労をしているユーザーであると思う。ネット小説で書かれた軽薄な文学ごときに、私に多大な悪影響を与えた、大嫌いな日常を揺るがされてたまるかという、つまらないプライドがあるのだ。
先程も言ったように、ネット小説で純文学は需要がない。手軽に読める、そして能力などがよく考えられているカンタンな作品をユーザーは求めている。
純文学をネット小説で書くユーザーには、2種類いる。ただ普通に純文学が好きで、需要やpvなど何も考えず書いている変人。あるいは、「俺はなろう系に反抗している!」と、ある種のナルシシズムで書いているナルシストだ。
殆どのユーザーが後者に当てはまる。かくいう私もそのナルシストで、友人の死を早速ネット小説にする、見事なまでに無礼な狂いっぷりである。しかし、自分の行為を客観的に見た時、それが結局徒労に過ぎないこともわかった。
さて、いよいよ本題に入ろう。
私は、後者のナルシストを、単なるバカな徒労で終わらせたくないのだ。
なろう系が生まれるという、ネット小説におけるある種の生命原則、パターンみたいな物を、ぶっ壊したいと考える。
そう、反なろう系宣言である。
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